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2019年9月3日放送

池大雅の掛軸

鑑定依頼人小島笑美子さん
鑑定士 安河内眞美
ジャンル 日本画
本人評価額¥ 1,000,000
エピソード歌が大好きで自宅を改築した際にカラオケルームを造ってしまった。現在は9月8日に行われる年に一度のカラオケ教室の発表会を目指し猛練習中。お宝は江戸時代、有名な絵師が新潟を旅した折、地元に逗留し描いたもので、小島家の先祖が借金のカタとして受け取ったと聞いている。30年前に他界した夫はこの掛軸をとても大事にしていた。自分も82歳になり、これが本物かどうか分かるまでは死ぬに死ねない。
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鑑定士総評

大雅ではない。線に力がなく、つたない絵。大雅の絵は南画に属するので心の勢いやその時の感動を絵にする。それによって見ている人にも訴えかけるものが出てくる。依頼品のようにふにゃふにゃした線は何かを真似した線。中ほどの人物が羯鼓という太鼓を叩いているが、太鼓にも台にも全く重量感を感じない。そもそも何故この絵に大雅の印を押したのかという疑問がある。同時代に俳画の創始者といわれる与謝蕪村がいるが、どちらかと言えば蕪村の絵に通ずるものがある。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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