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2021年9月7日放送

江川英龍の扇面と書状 2通

鑑定依頼人柏木学さん
鑑定士 増田孝
ジャンル 古文書
本人評価額¥ 500,000
エピソードゴルフが趣味。自動車メーカー勤務時代は、海外で過ごすことが多く、様々な海外のゴルフコースを回った。中でもセントアンドリュースは最高だった。コロナが明けたらもう一度行きたい。お宝は江戸時代後期に伊豆韮山代官(幕臣)でありながら先駆けて海防の必要性を訴え、世界遺産となった韮山反射炉や、台場の建設などを行ったある偉人のもの。元々はパン職人だった大叔父が大事にしていたもの。実はその偉人は日本でパンを広めた人物として「パン祖」とも呼ばれており、大叔父はその人物を崇拝し、もっと世間に知ってもらうための活動を色々していた。その活動の一環で手に入れたものだと思うが受け継いだものの、全く読めず、家族からはゴミ扱い。本当に価値があるものなのか、ハッキリさせたい。
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鑑定士総評

全て真筆。まず扇面。唐様といい寺子屋で習うような書ではなく学者や儒者など漢詩にふさわしい書。実に上手に書いている。柏木総蔵に宛てた手紙。鉄の精錬技術が良くなってきているということを報告している。自分の仕事に直結するような内容の手紙で貴重な資料。もう一通の中村為弥宛は美濃紙に書かれている。真ん中に折れ目があり、左右に綴じた穴が4カ所空いている。つまり帳面を剥がしたもの。大事な手紙だったので自分で控えを残していたのではないか。江川英龍は一般にはあまり知られていないが幕末の海防を考えるうえで評価される人。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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