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2022年9月20日放送

朝鮮王朝の染付壺

鑑定依頼人京寿学さん
鑑定士 中島誠之助
ジャンル 焼き物・茶道具
本人評価額¥ 2,000,000
エピソード30年来の骨董好きで、ある時東京の骨董商から「是非あなたに持ってもらわないといけない」という焼物の画像がメールで送られてきた。しかし、同じようなものを既に持っていたため、あまり興味はなく「いいものですね」と社交辞令で返信したが、数日後、骨董商から電話があり「いいものと言ってくれたので、品物を持ってすぐにでもそちらに向かおうと思っている。いつなら空いているか?」と言われた。あまりの熱意に『買うか買わないか分かりませんよ』と言いながらも見せてもらったところ、たしかに自分の物より良く見えた。値段は200万円と言われたが、自分が持っていた同じような壺を100万円で引き取ってくれると言うので、残りの100万円を支払ったが果してその判断は正しかったのか?
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鑑定士総評

19世紀後半、朝鮮王朝時代後期に広州官窯の分院里窯で作られた龍壺。この時代になると首が高く垂直に立ち上がる。そして肩が張りが強くなる。筆太の描線になってくる。一番の特徴は余白がなくなって全体に文様を描くようになる。清純で奥ゆかしい朝鮮半島特有の美意識が姿を消して、力強い王朝というものを表すようになってきた、その時代のもの。良家の宮廷、あるいは貴族階級の邸宅で儀礼に使われたたいへん貴重な壺。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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