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2024年12月10日放送

内藤伸の木彫

鑑定依頼人吉原一文さん
鑑定士 大熊敏之
ジャンル 近代工芸
本人評価額¥ 1,100,000
エピソード大正6年創業の老舗和菓子店の3代目。お宝は地元出身の彫刻家の作品。戦時中、作家が近くに疎開。実は名前をつけ、ラベルも描いてくれたお菓子が看板商品。40年程前、ある人が骨董好きの父に「作品を手放したい人がいる、おたくは縁があるから買わないか」と話を持ってきた。すると父から「代金の半分を出してくれ」と言われ、美術品に興味はなかったが、現物を見ぬままに半額の55万円を支払った。あの時の判断は正しかったのか?
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鑑定士総評

貴重な作品。李白の詩の中に「廬山で瀑布を見る」という有名な漢詩があり、「李白観瀑図」という滝を見ている図。必ずしも全て気刀彫で作ったわけではなく、このように柔らかく全体を一つのフォルムとして作っていく。子供は激しい滝が流れているので少し怖いのか、しがみついている、という情景。像だけで作品が完結しているわけではなく、見上げているので、見上げている先の空間までが一つの彫刻空間。ちょうど大正8年、9年の作品がない。ほとんどが東京の空襲で焼けてしまっている。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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