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2025年12月16日放送

菊池契月の六曲半双屏風

鑑定依頼人酒井忠雄さん
鑑定士 金子朋裕
ジャンル 日本画
本人評価額¥ 2,000,000
エピソード自宅を、近所の高齢者たちが自由に集まれる憩いの場として開放。広大な庭には人工芝を敷いてマレットゴルフ場を作り、カラオケルームやトレーニングマシーンも設置した。麻雀大会や詩の朗読会などを開くこともある。お宝は、中野市出身の日本画家、菊池契月の六曲半双屏風。大正時代初期に曽祖父が70円で購入したと聞いている。100年間ずっと土蔵に仕舞いっぱなしだったが、2年程前に土蔵を整理した際に初めて目にし、あまりの美しさにびっくりした。
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鑑定士総評

菊池契月の真作に間違いなく、とても素晴らしい作品。楽観の形状や画風から、円山四条派の影響が出た若い頃の作品である。女性の目は柔らかな筆使いで穏やかに描かれ、袖を通す衣服は勢いのある筆使いで迷いなく線が引かれている。契月が20代半ばにして、非常に高い技術を持っていたことがわかる。画面中央にやや大きめに描かれた蝶は、日本の絵画において変化と成長をイメージするものとして描かれることがあり、より一層の成長を目指す意気込みが込められているのかもしれない。契月の画業を知る上で、すごく重要な作品である。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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