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2012年4月10日放送
源内焼の大鉢
| 鑑定依頼人 | 多田利明さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 中島誠之助 |
| ジャンル | 焼き物・茶道具 |
| 本人評価額 | ¥ 700,000 |
| エピソード | 多田さんはつい先月長年勤め上げたボート製造メーカーを定年退職。現在は江戸時代地主だった実家に伝わる古文書や骨董などを整理している。お宝は、父が昭和初期に知人から手に入れた。父の言いつけを守り所有している事は一切内緒にしていた。 しかし、父が亡くなってから骨董に詳しい方に見てもらったところ「これほど大きなものは見た事がない」と驚かれた。 |
源内焼の常識を覆す品。直径が43センチ余りあり、おそらく平賀源内が存命中に直接指導して作らせた皿としては最大の物。裏は総釉といって前面に釉薬がかかっており、判も銘もない。これは初期源内焼である証拠で、1774年以前数年間に作られたものと断定できる。なんといっても紋様が素晴らしい。西洋とも東洋ともつかない奇怪な人面が8箇所描いてあり迫力がある。真中は中国江南の風景たが、この人面の描かれた周囲の部分は国籍不明。これは源内がヨーロッパへの輸出を目論んで作っているため。さらに良く見ると窯の中で立てて焼かれている。これはわざと釉薬を縦に流すことで、油絵の具の厚みを意識している。絵も技法もそれまでの日本の焼物には全くなかったもの。まさに平賀源内の面目躍如。将来重要文化財になってよいものと思う。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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