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2014年7月15日放送
円山応挙の山水画
| 鑑定依頼人 | 山崎照志さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 安河内眞美 |
| ジャンル | 日本画 |
| 本人評価額 | ¥ 1,500,000 |
| エピソード | 依頼人は国産材製紙用チップの生産量、全国第1位を誇る会社の会長。 4月に社長業を息子に譲ったが、じっとしているのが嫌で今も自ら重機を操り仕事に励んでいる。趣味は40年以上続けている骨董収集で400点以上を所有。 お宝は骨董の行商人から買ったもの。お互いに骨董好きで話が弾むため、これまで財布に入っている金額程度であれこれと買っていた。 この絵は5年程前、購入したが、見れば見るほど良いものに違いないと思うようになった。 |
おそらくどこかの良家の注文でこの小襖を描いたのだろう。横に広がる空間をうまく使って非常に奥行きのある山水風景を作り上げている。応挙は若いころに眼鏡絵という西洋の技法を使って透視図法で描き、また中国絵画を大変勉強しており、それら二つの技術を自らのものとして依頼品の広々とした空間を作り上げた。驢馬に乗った人物が案内人のようになって鑑賞者の目をずっと奥の方に誘っているという感覚ができている。「天明乙巳初秋」とあるので応挙53歳の時の作品とわかる。印が二つ押してあるが、これが大変珍しい。上の「応挙」の印を押した作品は今まで見当たらない。下の「仲選」というのも押された作品は一つほどしかなく、この二つが押されているのも非常に貴重な資料といえる。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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