真筆に間違いない。詠史の七言律詩。どこにも上杉謙信とは書いていないが、最初から上杉謙信のことを詠っている。僧侶として生臭物を食べないにも関わらず、その精力を兵法に向けた立派な人物であると書かれている。頼三陽自身が謙信贔屓だったということが良くわかる。最後のところに「老賊斉名長惜君」、つまり武田信玄と並び称されているのは謙信にとって気の毒なことだ、と書かれている。書の出来も非常に立派。特に「軍」の字の縦に線が伸びているのが、自然にすうっと左に曲がる。実に自然な流れ。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
尾形乾山の香炉
【ゲスト】八嶋智人
宮本三郎の油絵「海老」
英一蝶の掛軸 12幅
三浦梅園の掛軸
古武雄の大皿
田能村竹田の掛軸
朝鮮王朝 白磁の壺
岸駒の虎図
お宝を探す
鑑定士を探す