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2022年3月15日放送
井上ひさしの未発表戯曲原稿
| 鑑定依頼人 | 岡村聡美さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 東原武文 |
| ジャンル | 古書・原稿 |
| 本人評価額 | ¥ 500,000 |
| エピソード | 17年前、53歳の若さで亡くなった夫はコーヒーが好きだったため、今も毎朝コーヒーを淹れ、祭壇にお供えしている。実はお互い20代の頃、全国の中学・高校を巡回公演する劇団の役者だった。27歳の時に結婚。その2年後、妊娠を機に引退し、出産後は会社員をしながら夫を支えてきた。お宝は40数年前、夫が劇団の演出家から頂いた物。夫は自ら演出もしたいと考えており、その希望を汲んだ演出家が大事に温めていたお宝を譲ってくれた。以来、夫は大切に保管していたが、結局、上演することなく亡くなってしまった。その後、お宝の行方は分からなくなっていたが、去年、大掃除をして発見。どの位価値があるのか、亡き夫に報告したい。 |
井上ひさし真筆の原稿に間違いない。書体を見ると特徴のある字で、すぐ本物だとわかる。年譜、演劇上演目録などを見てもこの作品の名前は出てこない。未発表のとても貴重なもの。書かれたのは昭和33年頃、井上が大学生か卒業して間もない24、5歳の頃ではないか。それがわかるのは「井上廈」という漢字の署名。昭和36年からは平仮名になる。騙す、人を欺くということが後の井上ひさし作品の1つの大きな核になっているが、依頼品にはその原点のようなものがある。直しが多く、完璧さを求めて原稿を書くのにこだわった人だとわかる。第一級の資料であり、今でも上演する価値のある素晴らしい原稿。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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