美の巨人たちスペシャル『南禅寺』

今日の作品は、京都の山の懐に抱かれた祈りの場『南禅寺』。広大な敷地には塔頭と呼ばれる小さなお寺が12あります。出迎えてくれるのは、重要文化財の三門。歌舞伎でおなじみ、石川五右衛門の“絶景かな”というセリフで有名な豪壮な門です。三門を過ぎると寺の中心部である法堂、その奥には国宝・方丈が続きます。南禅寺は格式ある禅宗寺院として室町時代に「五山の上」となり、臨済宗寺院の最高峰に。ところがその後、ある地獄を見る事になるのです。その地獄からの復興には、三門と、徳川家康に見出された若き名僧・以心崇伝の存在が大きく関わっているというのですが…一体どんな地獄を見たのでしょうか?また国宝・方丈には、狩野派一門の名作がズラリ。さらに小堀遠州が手掛けた枯山水庭園をはじめ各所に施された驚きの工夫、崇伝の寺・金地院の方丈に建てた前代未聞の茶室の秘密、赤レンガの水路閣など、見どころ満載です。

700年の歴史を受け継ぎ、今もなお人々の心を癒し続ける『南禅寺』。清々しい緑に満ちた境内、豪華絢爛な美術品の映像と共に、奥深い、心染み入る極上の世界へ誘います。

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