

まず訪れたのはかつて王国の首都だったブロワ。その町を見下ろすように建っているのがブロワ城です。元々は要塞でしたが、13~17世紀に増改築が繰り返され、今はまったく姿の違う建物が4棟、中庭を囲むように建っています。4つの時代の建築様式を見ることができる、いわば「建築様式博物館」。最初に改築したブロワ伯爵時代の館はゴシック様式、ルイ12世によるフランボワイヤン様式、フランソワ1世によるフレンチルネサンス様式、オルレアン公ガストンによる古典主義の追求と…城主が変わると城も変わる!その全貌に迫ります。 さらに中世からロワール川の拠点として栄えた町にたたずむアンボワーズ城も訪ねます。
訪ねる古城:ブロワ城、アンボワーズ城
ブロワ城
アンボワーズ城
前編でも訪れるアンボワーズ城は、シャルル8世とフランソワ1世の時代に栄華を誇った名城で、15世紀から16世紀にかけゴシックとルネサンス様式に生まれ変わりました。そんなアンボワーズ城に存在する謎の地下室をなんと日本初公開!そこには中世の美の痕跡がありました。そしてアンボワーズ城からわずか400mほど離れた場所には小さな城、クロ・リュセ城が。フランソワ1世が幼少時代を過ごした場所です。逆にロワール地方最大なのが、フランスで最も美しいと言われるシャンボール城です。もともとは狩猟のための根城として作られ、屋根に建つ無数の塔がみんな違うのが特徴的。そしてこの3つの城は、あるイタリアルネサンスの巨匠で繋がっていたのです。しかも巨匠が持ち込んだイタリアの文化はフランスの文化に多大な影響を与えることに!その人物とは一体誰…?ロワールの古城で最も人気のある美しい城は、シュノンソー城。他と違うのは、川の上にも張り出していることと、ことと、城主がふたりの女性だったこと。ひとりはフィレンツェの銀行家メディチの娘で、フランソワ1世の息子アンリ2世に嫁いだカトリーヌ。もうひとりはアンリ2世の愛人ディアーヌ。そう…この城を舞台に“女たちの闘い”が繰り広げられていたのです。城でうごめく女たちの愛と野望の物語とは?さらに童話『眠れる森の美女』の着想を得たという、小ぶりでかわいらしいユッセ城も訪ねます。
訪ねる古城:アンボワーズ城、クロ・リュセ城、シャンボール城、ユッセ城、シュノンソー城
シャンボール城
シュノンソー城
ユッセ城