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都並 敏史
専門家:千葉 純司
東京女子医科大学東医療センター 整形外科・リウマチ科 部長・教授
【東京女子医科大学東医療センター 整形外科】
住所:東京都荒川区西尾久2-1-10
TEL:03-3810-1111(代表)
■変形性ひざ関節症
患者数はおよそ1000万人と多くの人が苦しむ
ひざ関節の軟骨が擦り減ることから始まり進行すると
ひざに水が溜まって腫れたり骨と骨とがぶつかり合うようになり
日常生活を送ることが困難となる
■人工膝関節置換術
変形してしまった関節を取り除き、
コバルトクロム合金でできた人工ひざ関節に置き換える
■コバルトクロム合金製人工膝関節
・人工膝関節は最先端の医療技術で、作られているため、
再手術が必要になるケースはほとんどない
・高齢の患者さんでも、この手術でほぼ100%治すことができる
■変形性膝関節症~症状~
【初期】
立ち上がる時など膝に力が加わると
痛む。ただし、休むと痛みが消える。
【中期】
痛みをはっきり自覚。ひざが完全に
曲がらない&伸びない状態に。
【末期】
安静時でも痛むようになる
■O脚
ひざの内側に負担がかかって軟骨がすり減り、体の防御反応から
骨が硬くなっていってしまう。
■X脚
O脚とは逆に外側に負担がかかる悪化するメカニズムは同じだが、
X脚は日本人には比較的少ない。
■階段を下りる時、膝には体重の何倍の負荷
階段を下りる時には3.5倍の負荷がかかる
■脚上げトレーニング
1)仰向けになって、片方の膝を直角に曲げます
2)もう片方の膝は伸ばしたままで、
ゆっくり上げ床から10cmのところで5秒間キープ
※太ももの筋肉が鍛えられて膝関節の安定感が増します
※左右の脚を替えて、20回くりかえす
■タオル圧縮トレーニング
1)膝の下にタオルを置きます、続いてそのまま仰向けになります
脚でタオルを下に押し込み10秒キープします
2)これは足を上げずに行うため膝に負荷がかからず
太ももの筋肉を鍛えることができます
※左右の脚を替えて、20回くりかえす
※1日3セットやるのがオススメ
■ひざ裏ストレッチ
1)脚を伸ばして座ったら、ひざに力を入れてつま先を伸ばして5秒キープ
2)そして今度は逆につま先をそらして5秒キープします
※つま先の動きにより、膝を支えるふくらはぎの筋肉をほぐす効果がある
※20回くりかえす
■タオルスライドストレッチ
1)ひざを伸ばして座りかかとの下にタオルを置きます
2)かかとでタオルをゆっくり滑らせてひざをできる限り曲げ伸ばしします
※この運動により膝の可動域が広がり柔軟性が高まる
※左右の脚を替えて、20回くりかえす
※1日3セット行うのがオススメ
・脳内麻薬β-エンドルフィンが分泌され、ひざの痛みを抑制する。
■下行性疼痛抑制系を活性化
・1ヶ月ほど続けると効果が現れる
・変形性膝関節症の進行度が低い人は特に効果が高い。
進行度が高くても一定の効果が見込める。
さらに、自己修復力を高める可能性がある
■日常に潜むヒザのNG動作
◎正座&あぐら
・膝関節にとっては、正座は決して望ましい負担のかけ方ではない
・裏を返すと、正座が出来ない方の約90%がこの病気
◎急にしゃがむ
◎足を組んで座る
◎重い物を持ち上げる








