| |
● 決勝
|
|
| |
9月3日 決勝の朝を選ばれし3名は迎えた。
決勝の舞台は屋外の特設会場。
果たして、最後の戦いに選ばれた食材は・・。
中村:「決勝はやっぱり食べてもらうのは、ラーメンでございます。」
今回ラーメンを作ってくれるのはバリ在住2年目のラーメンみなみのご主人 後藤さんである。
九州ラーメンのような細麺にあっさりとした醤油スープ。
気温31度。炎天下の中のラーメン勝負。

制限時間は60分。最も多く食べた物が大食い王となる。
ただし、やけど防止のためスープは飲まなくても良い。
勝つのは
3年越しの悲願に燃えるアーティスト泉か?
王者奪還にかける元キング山本か?
引退をかけた王者のジャイアント白田か?
中村:「決勝、よ~いスタート!!」
60分 ラーメン勝負
お昼12時。2007年度、大食い王決定戦・決勝がいよいよスタートした。
まずは31秒で白田が1杯目を完食。
元キングもすぐに続く。
司会者の中村は食べ終えたどんぶりをすくう。麺の食べ残しがないかのチェックだ。
アーティスト泉が1杯遅れて続く。

4杯目は白田も泉も同時で「おかわり」。
今大会さんざんペースを乱し続けてきた菅原はもういない。
中村の質問にも、もはや3人の誰も答えない状況となっていた。
1つのコメントをしている時間が命取りとなる。
喋っている時間があれば食べていたい。
これが王者を決める戦いなのである。
6分で8杯目に白田が突入。
いつもの白田とは違い、レース序盤から飛ばす。
山本は帽子を取り、頭から水をかぶる。
何と、あの冷静なジャイアント白田もペットボトルに入った水を体にかける。
今回はいかに熱い麺を冷やすか。これがキーだ。
11分経過したところで、山本が14杯。白田は12杯。
かつてはスロースターターであった山本。
全ては白田に勝つための1年間の特訓の成果である。
泉もしっかりと2人について行く。
15分経過したところで、山本が16杯。白田が14杯。泉が13杯。
差はほとんど無い。まだ残り45分ある。
20分で元キンが20杯完食!
白田が17杯。3杯の差を山本につけられた。
トップ同士の大食いの戦いでは2杯差をつけられると心理的に逆転は難しいと言われる。
白田どうする?
その時。
21杯で山本が箸を休めた。
泉はここぞとばかりペースを上げる。
しかし、白田ペースを上げようとしない。山本を見ようともしない。
白田どうしたのか?
残り30分。
ギャル曽根も落ち着かず、ウロウロする。
白田:「スタッフ、氷ください!」
急いで氷を運ぶギャル曽根。ギャル曽根に休む時間はない。
その差、2杯差で白田は山本を追い続ける。泉の箸は完全に止まった。
とうとう、白田と山本の一騎打ちとなった。
炎天下の闘い、選手の疲労もピークのはずだ。しかし箸は休めない。
残り19分で白田が山本との差を1杯に縮めた。
ペースは相手によって決して変えようとしない白田。
『大食いはゆっくりでもいい。だが決して箸を休めない。自分との戦いなのだ。』
これが白田の6年間で学んだ大食い学である。
46分でついに26杯、白田が山本を抜いた。残り14分。
元キング山本も動いた。26杯にのせる!
ジャイアント白田が27杯。
残り10分。
10分後、大食い界のこの2人の巨星がいなくなる。
その悲しみを感じながらも、2人は麺に食らいつく。
ジャイアント白田が大会始まって、はじめて叫んだ。
白田:「幽門が開いた。きたぁ~!!」
幽門が開くとは胃の出口が開いて腸のほうに流れていくこと。を意味する。
普通の人間では実感することの出来ない、人体の神秘を白田は決勝の舞台で感じたのである。
つまり、「もっと食うぞ!」という意味なのだ。
残り15秒。
ついにジャイアント白田の6年間がついに終わろうとしている。
28杯。山本を置き去りにする。
やはりジャイアント白田は強かった。
29杯!
中村:「終了!!」
白田:「おかわりください!」
|
|
| |
優勝はジャイアント白田 しょうゆラーメン29杯。60分間 箸を止めることなく食べ続けた。
そして白田の大食いも終わった。
第2位はキング山本も27杯。最後にふさわしい見事な闘いであった。
3位は泉は22杯。戦い抜いた。
ここまで全ラウンド1位通過を果たし、優勝に最も近かった山本も・・。
山本:「結局、白田くんの引き立て役ですよ。」
白田同様に決勝での引退を決めていた山本。
中村:「第2の人生は?」
山本:「実業家で!」
最後まで白田を意識し続ける元キング山本。
がっちりと白田と山本が握手をした。
決勝でついに爆発的な力を見せ付けたジャイアント白田。

|
|
| |
|
|
|