3月とはいえ新潟はまだまだ残雪が多い…。車窓は一面の銀世界が続く。



到着したのは新潟北端の町・村上。県内でも一番歴史のある城下町。
さっそくガイドさんが迎えに来ているそうだが…。


村上観光ガイドさん
案内してくれるのは、村上市観光ガイドの小嶋和子さん。
生まれ育った村上へのUターンをきっかけにガイドを始めたのだそう。
新潟県内で一番歴史のある城下町の村上は、出羽街道(村上~鶴岡)の起点として栄えた。
物流の拠点でもあったため、町屋建築の商家がいまも多く残っている。


村上を語るうえで忘れてならないのが「鮭」。
村上では「鮭」のことを“イヨボヤ”(魚の中の魚という意味)と呼び、1人当たりの鮭の消費量は日本一を誇る。
昔ながらの町屋建築で鮭の加工・販売を営んでいるのが「喜っ川」。
店内の天井には、約400匹の鮭がぶら下がっており圧巻の光景。



鮭の生ハム
代表的な加工品「塩引き鮭」だが、「喜っ川」オリジナル商品も。 『鮭の生ハム』は一度発酵した鮭を、さらに独自の製法でじっくり低温熟成させたもの。 スモークサーモンとも全く違う、今までにない味わいだとか。


創業240年の「益田甚兵衛酒店」。
現在は酒屋だったが、かつては油屋や醤油・味噌屋も営んでいた。
天井が高く、梁が何本も張りめぐらされているのが町屋建築の特徴。



奥に長~い町屋
ガイドさんのお願いもあり、今回は特別に町屋の奥を見せてもらえることに。
町屋は間口が狭く、奥行きが長いのが特徴。
「益田甚兵衛酒店」も奥行き80m以上の細長い造り。
かつては間口の広さで税金が課せられたため、このような造りになったんだとか。



ガイドさんおススメの本格料亭で、創業270年になる老舗。
頂いたのは、鮭の焼漬け・鮭の飯寿司・はらこの醤油漬けなど鮭の料理が盛り込まれた「鮭物語」。1月~9月までの限定ランチ。




鮭のめふん
100種類以上も鮭の料理方法がある村上で、なかなか見られない料亭ならでは珍味を頂くことに。
「鮭のめふん」は、鮭の血あい(腎臓)を塩辛の様に塩漬けにしたもの。はたしてお味は…。
鮭の供養塔
鮭を余すことなく使用するという、鮭への感謝の精神が村上のお寺にもありました。代々の村上藩主の菩提寺だった「浄念寺」には、日本唯一と言われる「鮭の供養塔」があります。


散策に疲れたため3人はお茶屋さんへ。
実は村上は「お茶栽培の北限」で、お茶屋さんが密集するほどのお茶どころ。
「冨士美園」は明治元年創業の老舗。
普段は座敷で茶をご馳走するのですが、今回は特別にお茶室へ。



雪国紅茶
作法も本格的でさぞや美味しいお抹茶が頂けると思いきや、出てきたのは紅茶。「冨士美園」では100年ぶりに製造を復活させた紅茶が新名物なんです。
明治37年の石油掘削中に開湯した温泉。
海岸沿いにあるため、日本海に沈む夕日を眺めながらの入浴がおススメ。
アクセス
村上駅⇒汐美荘(送迎車 約10分)

お世話になるのはその名を通り、眺望が自慢の温泉旅館。
ロビーは一面ガラス張りで眺望抜群、さらに全客室が日本海に面したオーシャンビュー。



入浴
森次さんは眺めが自慢の露天風呂へ。
奥さんは源泉かけ流しが自慢の貸切風呂へ。



夕食
2011年にリニューアルした「ダイニングはまなす」。
日本海の幸をふんだんに盛り込んだ舟盛りや、源泉で蒸し上げる「源泉蒸し料理」が名物。
「お福分けキッチン」は地産地消をテーマにしたバイキング。村上の新鮮な野菜やスイーツなどがあり、もう少し食べたい男性や甘いものがほしい女性にもおススメ。






















