線の直径0.03mm、外径0.138mmといった小さなばねを作ることでは、日本でも指折りの工場が大田区にある。昭和16年の創業以来一貫してスプリング一筋に徹底した技術の研鑚と開発を行い、現在精密ばねの分野では業界をリードする専門メーカーとしての地位を確立している。「バネ一つと言えども、この部品がないと製品が動かない重要なものを作っているんだという誇りを持っている」と社長の小松節子さん。顧客の要求する許容限度の半分以内の精度で納品するようにしているという。そこには、日本のものづくりを足元から支える真摯な姿、もの作りの原点が見える。 取材先:大田区 小松ばね工業株式会社 |