4億年前から地球上に生育し続けているコケ類。その生命力を環境緑化に活用するために、日本橋にあるモスキャッチシステムサービス株式会社は、コケに着目し、環境に優しい製品を開発した。コケをパネル上で育成し、建物の壁面や屋上に施工するものだ。同社がコケに着目した理由は、「コケが持つ保水性と水分蒸散効果が地球温暖化の抑制につながること」「他の植物と違って空気中から水分・養分を吸収するため土壌を必要としないため、あらゆる建物で使用できる」の2点だ。さらに生育させることによって紫外線と温度変化によるコンクリートの劣化や膨張を抑える保護効果もあるという。商品は用途により形態もさまざまで、パネル型ではめ込み式のものや、化石風のボードにコケを生育させるもの、寸法に合わせて2種混合のコケを生育するものなどがある。環境にも建物にも優しい新型エコ商品を製造・販売する企業を取り上げる。 取材先:千代田区 モスキャッチシステムサービス株式会社
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