W杯最終予選 大迫、酒井が負傷で日本代表を辞退、林と中谷が追加招集
ワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選オーストラリア代表戦(24日、シドニー)とベトナム代表戦(29日、埼玉)に臨む日本代表に選出されていたFW大迫勇也選手(ヴィッセル神戸)とDF酒井宏樹選手(浦和レッズ)が、負傷のために不参加となった。日本サッカー協会が3月19日に発表した。
代わりにFW林大地選手(シントトロイデン)とDF中谷進之介選手(名古屋グランパス)が招集された。
大迫選手は、怪我から復帰して3月15日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦に出場。
2得点を挙げるなど、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出される活躍でチームの延長4-3勝利に貢献していたが、試合後に抜糸をしていない状態でのフル出場だったことを明かしていた。その後、19日に行われたJ1リーグ清水エスパルス戦にも先発したが、後半32分に交代した。
清水戦後、神戸の三浦淳寛監督は大迫選手について、「できればフルでやってほしかったが、(ACL)プレーオフもあったし、足が万全ではない中でプレーしていた。両足がつったので交代した」と説明していた。
一方、酒井選手は19日にホームでのジュビロ磐田戦に先発し、前半終了直前のプレーで足を気にする様子を見せ、後半8分に交代していた。
追加招集された林選手は、フル代表への参加は初めて。昨年夏の東京オリンピックで日本の4強入りに貢献し、大会後に鳥栖からベルギーのシントトロイデンへ移籍した。今季は3月13日のヘンク戦でゴールを決めるなど、ここまで22試合に出場して6ゴールをマークしている。
また中谷選手は、前回1、2月の最終予選に続いての代表活動で、名古屋ではルヴァンカップを含めて今季ここまでの5試合すべてにフル出場している。
林選手は「自分らしさ全開で、日本代表の力になれるよう、一生懸命頑張りたい」と話し、中谷選手も「日本のワールドカップ出場に向けて全力を尽くしてきます!頑張ってきます!」と、それぞれクラブを通じてコメントしている。
アジア最終予選は残り2試合。現在B組2位につける日本代表は、今回アウェイで臨む3位のオーストラリアとの対戦に勝てばベトナム代表との最終戦を待たずに、7大会連続でのW杯出場が決まる。
だが、負傷で招集が見送られた冨安健洋選手(アーセナル)に加えて、大迫選手、酒井選手という主力組が相次いで不参加となり、総力戦で大一番に臨むことになった。
取材・文:木ノ原句望