【ロッテ】鳥谷敬が考えるキーマンは藤原恭大「持っている力をまだ出し切れていない」

野球

2022.5.16

0516ロッテ_サムネ.jpg

現在借金を抱え、パ・リーグ5位に沈むロッテ(5月15日現在)。

昨年まで2年間ロッテでプレーした鳥谷敬氏(40)がキーマンに挙げたのは4年目の藤原恭大外野手(22)。浮上のカギを語ってもらった。

ー今季のロッテが5位に沈んでいる理由は?

昨年一年間活躍し核となっていた荻野貴司選手(36)や藤岡裕大選手(28)、DHや代打で活躍していた角中勝也選手(34)などの選手たちが怪我や不調でいないのは、チームとして痛いですね。

投手力があるチームなのである程度ゲームは作れますが、先に点を与えると勝ちゲームで投げる投手は投げられないです。そういった意味で、実力のある野手たちが離脱したのは一番の痛手だと思います。

ーロッテ浮上のカギとは?

荻野選手、角中選手などの主力選手が戻ってくることによって、今出ている選手たちの負担も減ります。中村奨吾選手(29)やレアード選手(34)の精神的な部分も全然違うと思うので、そういった選手が帰ってくることが一番大事ですね。

あとは若い選手ですが、藤原恭大選手(22)は何年か試合に出ながら経験を積んできていて、もっとこの状態を上げられる選手です。ロッテはこの2年間「ベテランを追い越す」という若手選手との競争があったと思います。そういうところがもっと出てくるとチームの得点力は上がってきます。

藤原選手は持っているものをまだ出し切れていないのかなと感じます。スピードもありますし、守備力はかなり高いところにいます。あとはコンスタントに成績を残す、波を無くすことが大事になってきます。本人にしか分からないですが、生活の中での波を無くしたり、自分で考えて色々やっていくことが大切になってくると思います。

ー月間MVPにも輝いた藤原選手の技術面は?

ひとつひとつのバッティング練習や守備練習、走塁練習を見ても、能力のレベルはかなり高いと思います。レギュラーとして何年もやっていく能力があるので、その力をコンスタントに出して欲しいです。

良い時と悪い時の差がかなり激しいので、悪い時にどうやって自分のパフォーマンスを出していくのか。ある程度の逃げ道をつくるだとかの作業が必要になってくると思います。

生活を変えるのか、練習方法を変えるのか、何か変化をさせてやっていくことが必要だと思います。

ーロッテの後輩たちへメッセージ

昨年のオリックスは交流戦に入るまでにかなり借金を抱えた状態から交流戦で優勝して、シーズン優勝しました。まだ全然取り返せます。勝ち負けはあると思いますが、個々の状態を上げてチームの中で役割を決めてやっていけば必ず良くなると思います。

若い選手も沢山いますし、ベテランや中堅の実績ある選手たちの力が一体となれば、必ず上がっていけると思います。ここから期待したいと思います。