【日本ハム1位】矢澤宏太 天国の父に吉報捧ぐ「ドラフト1位。そこが目標でした」大学野球で確かな実績を積んだ二刀流

野球

2022.10.29

aflo_186812620.jpg
矢澤宏太 写真:望月仁/アフロ

「ドラフト1位。そこが目標でした」

目標をついに叶えた矢澤宏太(22)。

大学野球で確かな実績を積んだ二刀流選手。

指名した日本ハムの新庄剛志監督(50)は「めちゃくちゃ嬉しいです!」と満面の笑みを見せた。}

矢澤宏太の成長秘話

矢澤のポジションは投手。そして、外野手でもある二刀流。

さらに50メートル5秒8の足で相手守備をかく乱。エンゼルスの大谷翔平選手(28)とは一味違う新時代の二刀流。

日本体育大学では不動のエース。

最速152キロを誇り通算13勝を挙げ、ライトやセンターを守る巧打の外野手として2度のベストナインに選ばれている。

大学4年、ドラフトの有力候補となった矢澤。その歩みは、家族なしには語れない。父に教わり5歳で始めた野球。大好きなお父さんは夢もくれた。それは「プロ野球選手」スポーツ万能だった矢澤少年は父と一緒にその夢へと走り始める。

「普通にやれば大丈夫」

自分の才能をいちばん信じてくれた人。
        
高校(藤嶺藤沢高校)では1年秋からエース。甲子園出場は逃したが、当時の最速は148キロ。打っても通算32本塁打を記録し、プロ志望届けを提出した。
         
しかし、ドラフトの話題は大阪桐蔭に集まり、矢澤宏太の名前は呼ばれず。

それから2ヵ月後、父親が急死。

「大学で鍛え直す」そう誓った矢先のことだった。

プロで活躍する晴れ姿を見てもらいたかった......。必ず見てくれていると信じている。

「プロへ」、ではなく「ドラフト1位でプロへ」。矢澤は大学での目標をそう設定する。

すると、監督の英断が背中を押す。

提案されたのは二刀流。だが、大学野球ではDHが主流のため野手に劣らない打力や走力がない限り投手は打席には立たせない。

困難な挑戦を矢澤は続けた。

まず行ったのが体作り。線の細かった体を鍛え上げ、体重を11キロ増やした。特に下半身は重点的に強化。その成果で球速は増し、かつて148キロだった最速は152キロになった。

リーグを代表する投手になり、並み居る強打者と対戦した矢澤。

場数を踏んだことで投球術も磨かれた。すると、打席では配球が読めるようになり、外野手でもDHでもベストナインを獲得。打者としてもリーグを代表する選手になった。

そして迎えた矢澤宏太、4年ぶりのドラフト会議。

4年間の答えは...... 1位指名。

プロの扉を開いて最初のサインボールに書かれていたのは「ありがとう」の文字。

もちろん、お父さんにもサインボールを。

同じ5文字... ありがとう。

史上初!TVerで「日本シリーズ」全試合をリアルタイム配信!
民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、2022年10月22日(土)に開幕するプロ野球「SMBC日本シリーズ2022」の全試合を無料でリアルタイム配信(地上波同時配信)


<配信予定>
プロ野球「SMBC日本シリーズ2022」
ヤクルトvsオリックス

【第1戦】10月22日(土)18:30 @明治神宮野球場
【第2戦】10月23日(日)18:00 @明治神宮野球場
【第3戦】10月25日(火)18:30 @京セラドーム大阪
【第4戦】10月26日(水)18:30 @京セラドーム大阪
【第5戦】10月27日(木)18:30 @京セラドーム大阪
【第6戦】10月29日(土)18:30 @明治神宮野球場
【第7戦】10月30日(日)18:30 @明治神宮野球場