阿部詩、素根輝、丸山城志郎が優勝!ウルフアロンは波乱【柔道GS東京】

柔道

2022.12.5


3日に開幕した、柔道グランドスラム東京2022。4日も日本勢が躍動した。

まずは、女子52kg級の阿部詩(22)。今年の世界選手権を制した阿部は今大会で優勝すれば、来年の世界選手権代表が内定する。決勝の相手は、去年の世界女王・志々目愛(28)。序盤は拮抗するも決め手がなく、両者に指導。その後、志々目に2つ目の指導が入り、勝負はゴールデンスコア方式の延長戦に突入。延長戦に入ると、徐々に阿部のリズムに。最後は志々目に3つ目の指導が入り、阿部が勝利。これで来年の世界選手権代表の座を決定的なものにした。

阿部は試合後、「次の最大の目標がパリで五輪連覇することなので今回の大会でその目標に一歩近付けたかなと思います。まだまだここで安心せずにさらに努力をしたいです」と語った。

うたインタ.jpg

そして女子重量級では阿部詩と同学年、こちらも東京五輪金メダルの素根輝(22)が登場。3月に行った膝の手術から9ヶ月。決勝でも相手に隙を与えず、2019年からの連勝を41にのばす復活優勝。二連覇を狙うパリ五輪へ再スタートを切った。

一方、波乱となったのは男子100kg級・東京五輪金メダリストのウルフアロン(26)。オリンピック以来の国際大会となるウルフ。2回戦、積極的に仕掛けてくるピレッリ(イタリア)相手にリズムが掴めず。3つの指導を受け反則負け。

ウルフは「やっぱり情けないなという気持ちが強かったです。またゼロから洗い直さないと、パリ五輪と言っているような場合じゃないと改めて感じました」と語った。

ウルフ全身.jpg

男子66kg級では逆襲に燃える丸山城志郎(29)が並々ならぬ思いで今大会に挑む。今大会、コンディション調整の為欠場するライバル・阿部一二三(25)がスタンドから見つめる中、伝家の宝刀内股を武器に危なげなく決勝へ。

決勝は18歳の服部辰成と激突。すると、開始50秒で巴投げ一本で圧巻の優勝。悔しさを知る苦労人がパリ五輪へ自ら道を繋いだ。

丸山内股.jpg