大谷翔平 6回10K無失点の好投も「なおエンゼルスは試合に敗れました」の『なおエ』で黒星スタート

大谷翔平 Photo by Tim Warner /Getty Images
<2023年3月30日(日本時間31日)オークランド・アスレチックス 対 ロサンジェルス・エンゼルス@オークランド・コロシアム>
21年ア・リーグMVP、22年は二桁勝利&二桁本塁打、23年春にはWBC優勝&MVP。今やメジャーリーグの顔となった大谷翔平(28)の、メジャー6年目のシーズンがいよいよ開幕した。
2年連続開幕投手となった大谷は「3番・投手兼DH」リアル二刀流で先発出場。
1回表 大谷の第1打席。フルカウントからアスレチックスの開幕投手・左腕ミュラーのスライダーにタイミング合わずに空振り三振に倒れる。
直後の1回裏のマウンドへ上がる大谷。
先頭打者のケンプを四球で歩かせ、ノーアウトランナー一塁とするも 2番・ケイペルを内野ゴロ、3番ディアスをフォーシームで見逃し三振。4番ブラウンも右飛に打ち取り、無難に初回を終える。
エンジンがかかった大谷は2回に2者連続空振り三振、3回はわずか6球で三者凡退。好調な立ち上がりを見せる。
4回表の大谷の第2打席、ミュラーの外角高めのストレートをレフト前に弾き返し、開幕戦で初安打を記録。
4回裏に初安打を許すなど、1死二、三塁とピンチを迎えるもギアを上げた大谷は、5番・アギラーを空振り三振。続くロレアノへは、この日最速となる162キロのフォーシームで空振り三振。2者連続三振で、この日最大のピンチを切り抜ける。
直後の5回表にここまで抑えられてきたアスレチックス先発ミュラーから、大谷の女房役オハッピーが適時打で1点を先制する。
5回裏には、エンゼルスの右翼手レンフローがノールック背面キャッチのファインプレーを見せ、大谷が両手を上げて喜び、6回のマウンドではこの日10個目の三振を奪い、無失点投球。1点のリードを守ったまま、この回でマウンドを降りた。
大谷は6回93球を投げて無失点、被安打2、四球3、奪三振10として 開幕投手の役割を完璧に果たす。
勝利投手の権利を持ったまま降板した大谷だったが、8回裏にWBCアメリカ代表のエンゼルス3番手ループが、連打を浴びて1-1の同点に。代わったテペラもタイムリーを浴び、1-2と逆転負けを喫したエンゼルス。
記念すべき開幕戦で大谷に勝ち星を付けることができなかったエンゼルスは、大谷が活躍しながらエンゼルスが敗れる「なおエンゼルスは試合に敗れました」の「なおエ」展開での黒星スタートとなった。