【サッカー日本代表】4-1でドイツに快勝!W杯から10ヶ月で見せた進化

サッカー

2023.9.12

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伊東純也 Photo by ANP/Getty Images

サッカー日本代表がドイツ代表に再び勝利を収めた。9月9日、ドイツのヴォルフスブルクで行われた国際親善試合で、日本代表はドイツ代表に前後半で2得点ずつを挙げて4-1と快勝。昨年のワールドカップ(W杯)での対戦から約10ヶ月、チームの進化を感じさせる試合だった。

MF伊東純也選手(ランス)が前半12分の先制点と同22分のFW上田綺世選手(フェイエノールト)の得点をアシストし、試合終盤には後半途中出場のMF久保建英選手(レアル・ソシエダ)がFW浅野拓磨選手(ボーフム)とMF田中碧選手(デュッセルドルフ)のゴールをお膳立てする活躍を見せた。

日本は、試合開始から積極的な守備でMF遠藤航選手(リバプール)とMF守田英正選手(スポルティング)のボランチ二人を中心に中盤でボールを奪って攻撃を仕掛けた、前半の2得点はどちらもDF冨安健洋選手(アーセナル)の最終ラインからの大きなサイドチェンジを起点に右サイドで崩したもの。

先制点は、冨安選手からのフィードを受けたMF鎌田大地選手(ラツィオ)が相手DF二人を引き付けながら、右のDF菅原由勢選手(AZ)へつなぐと、菅原選手は攻め上がってペナルティエリアのニアに走り込んだ伊東選手へクロス。伊東選手はエリア深くまで切り込んで角度の厳しいところから鋭い右足の振りで決めた。

2点目も冨安選手から右へ振り、鎌田選手と菅原選手が絡んだ崩しから、テンポよくつないで菅原選手がクロスを送ると、伊東選手がニアで合わせたボールをゴール前に走り込んだ上田選手が左足で合わせて押し込んだ。

伊東選手は、「誰かがニアに入らないといけないと思ったし、自分がクロスを上げるときにはニアに入ってきてほしいと思うので。フリックみたいにしたらうまく入ってよかった」と1点目を振り返った。

2点目については「ラッキーアシスト。シュートを打とうと思ったらいいパスになっちゃった」と苦笑い。「ああいうことが起きるのがゴール前。あそこに入って行ったのがいい」と話す。どちらも伊東選手のプレーの精度と得点の嗅覚が光った瞬間だったが、本人も納得の表情だ。

日本は先制から7分後にドイツのリロイ・サネ選手(バイエルン)に右サイドから切り込まれて同点とされ、その後もサネ選手に危ない場面を作られたが、同点にされて間もなく追加点を奪って前半を2-1で折り返すと、後半はベンチが早めに動いて手を打った。

相手の仕掛けで危うさを漂わせていたサイドに対して、後半14分の選手交代を機に、最終ラインを4バックから5バックに変更。両ウィングバックも守備に徹して、サネ選手や左サイドにワイドに張りだしたニャブリ選手をケア。攻撃は、W杯での対戦で決勝点を奪った浅野選手や、「過去最高のコンディション」という久保選手ら突破力のある選手を投入して、失点を防ぎながら追加点を狙った。


取材・文:木ノ原 句望