「ギラギラ感がすごい」森保監督が明かす日本代表の次なる野望、久保建英の成長と共に描く「最高の景色」【サッカー W杯最終予選】

森保一監督・久保建英 写真:長田洋平/アフロスポーツ
<2025年3月20日(木)2026年W杯 アジア最終予選 C組 日本 - バーレーン @埼玉スタジアム2002>
日本サッカー界にとって歴史的な一日となった。
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森保一監督(55)率いる日本代表は、FIFAワールドカップ・アジア最終予選グループCの試合でバーレーン代表を2-0で下し、日本代表史上最速で8大会連続8度目のワールドカップ出場権獲得、全世界一番乗りでのワールドカップ出場を決めた。
試合後の記者会見で、森保監督とダメ押しとなる2点目を決めた久保建英(23)が、勝利の喜びと今後の展望を語った。

「ほっとしている」森保監督の率直な心境
森保監督は、ワールドカップ出場を決めた心境を「ほっとしている」と率直に語った。
「正直、嬉しさが爆発するというよりも、ほっとしているというが正直なところです」と述べ、監督としての責任の重さを感じさせた。
しかし、森保監督の視線はすでに次の目標に向けられていた。
「選手たちはこのワールドカップ出場を決めて喜んでくれていますが、もう次に向けてのギラギラ感が本当にすごいので、次の試合に向けてどうしたら、どういうメンバー編成をして行ったらいいかと。もう次に頭が切り替わっている状況です」と、チームの勢いを感じさせる発言をした。
試合の勝負を決めたのは、久保建英の鮮やかなダメ押しゴールだった。

久保は自身のゴールについて、「本当に頭が真っ白になるくらい嬉しかった。あとは決まった瞬間は落ち着いたというか安心したという方が大きいですね」と語った。
さらに、「ファン・サポーターの前で、今回のシリーズ初戦で(出場を)決めることができてすごく安心したというのがあったと思います」とチームへの貢献と責任を果たせた安堵感を表現した。
久保は前回大会から3年を経て自身の成長について語った。
「幼さがなくなった1つの要因として、やはり年月が進むにつれて選手としての心構えだったり、(先輩方に)色々なことを教わって人間としてより成長できた。あとは選手みんなのレベルがすごく高くて、それに揉まれながら僕自身 選手としても成長できたという2つの部分で自分に自信がついた」と、経験と競争がもたらした成長を強調した。

森保監督も「我々もこの立場が続くわけではない。今やっていることを未来にバトンタッチできるように、日本サッカーの発展を少しでもしていけるようにと思っています」と日本サッカー界の発展と未来への責任を感じていることを述べた。
JFAが発表した「最高の景色」というワールドカップに向けた合言葉について問われると森保監督は自身のビジョンを語った。
「自分の中の想像はやはりワールドカップでトロフィーをキャプテンが掲げているシーンがイメージできるかなと思いますし、ワールドカップの決勝の舞台で日本が戦ってるところを最高の景色とイメージしたいと思っています」
この言葉は、森保監督がカタールワールドカップ後に選手たちに投げかけた言葉ということが明かされた。
「最高の景色を目指して戦っていく、そうすればより成長が得られるというような趣旨の話をした」と振り返り、チームと監督、そしてJFAが同じビジョンを共有していることを強調した。

8大会連続のワールドカップ出場を決めた日本代表。しかし、森保監督と久保の言葉からはこの結果に満足することなく、さらなる高みを目指す姿勢が感じられた。
「最高の景色」を目指して日本サッカーの新たな挑戦が始まろうとしている。
世界の強豪たちが待ち受ける本大会。日本代表が、森保監督が描く「最高の景色」ワールドカップ優勝の瞬間-を実現できるか。サッカーファンの期待と注目が、今後ますます高まっていくことだろう。
W杯アジア最終予選 グループC 順位表
順位 国名(勝敗)勝ち点[得失差]
1位 日本(6勝1分)19[22]※W杯出場権獲得
2位 オーストラリア(2勝1敗4分)10[5]
3位 サウジアラビア(1勝2敗3分)6[-3]
4位 インドネシア(1勝3敗3分)6[-7]
5位 バーレーン(1勝3敗3分)6[-7]
6位 中国(2勝4敗)5[-10]
※3月20日 21:50時点