サッカー日本代表・森保監督 W杯初戦オランダに2度追いつくドローに「自信になる」【サッカーW杯】

サッカー

2026.6.15

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(左から)中村敬斗、久保建英 PHOTO:Getty Images

サッカー日本代表が6月14日(日本時間15日)、アメリカのダラスでワールドカップ(W杯)北中米大会グループステージF組初戦でオランダ代表と対戦。

W杯準優勝3度の強豪にMF中村敬斗(スタッド・ランス)とMF鎌田大地(クリスタルパレス)のゴールで2度追いついて2-2で引き分け、勝ち点1を獲得。森保一監督は今後へ「自信を持てる試合になった」と語った。

「オランダ相手にW杯の舞台で勝ち点1を獲れるチームがどれだけあるのか。勝ち点1以上の価値のあるドローだ」

グループステージ突破と勝ち上がりに重要な一歩となる初戦で強豪オランダに2度追いつく戦いぶりに、日本代表の森保一監督はそう言って選手の奮闘を称えた。

オランダは2010年を含めてW杯準優勝が3回。前回カタール大会ではベスト8だったが、優勝したアルゼンチンに延長PKにもつれる激闘を演じた。今大会のメンバーには打開力のある攻撃陣や高さと強さのある守備陣が揃い、日本は過去3度の対戦で1分け2敗と一度も勝利がない。

だが、日本は相手の攻撃を受けながらも冷静に粘り強く戦い、2度追いついた。

前半は両チームとも手堅く試合を進めてややスローな展開となった。日本は試合序盤と30分過ぎの相手の決定機をGK鈴木彩艶(パルマ)の好セーブで切り抜け、オランダの左サイドで鋭い仕掛けを試みるFWハクポをMF堂安律(フランクフルト)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)が抑えて、0-0で折り返した。

試合が動いたのは後半開始早々の51分、オランダがセットプレーで高さ活かした。ハクポの左サイドでの仕掛けで得たFKの流れからクリアボールを回収し、MFライアン・フラーフェンベルフ(リバプール)が右からクロス。クラブでも同僚のDFフィルジル・ファン・ダイクが頭で合わせて先制した。

しかし日本は、この6分後に久保と中村の連係で左サイドを崩し、ニアサイドを突く中村の鋭い右足の一振りで同点に追いついた。

中村は、「久保選手はいつも僕を見てくれている。あうんの呼吸で来るだろうなと分かっていた」と言い、パスを受ける前にシュートへのイメージができていたと明かして、「狙い通りのゴールだった」と振り返った。

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2点目を決めた直後の日本代表 PHOTO:Getty Images

オランダは64分、フラーフェンベルフのパスを受けたFWクリセンシオ・サマーフィル(ウェストハム)が右から決めて再びリードを奪ったが、日本はその直後に投入された伊東純也(ゲンク)を皮切りに、FW小川航基(NECナイメヘン)、DF菅原由勢(ブレーメン)らを送り込み、相手を押し込む展開に持ち込む。

すると88分、左サイドの中村から右へ展開してボールを受けた菅原が相手DFの間を突く縦パスを送り、伊東が反応してCKを獲得。1分後、伊東のCKにゴール前で「ドンピシャだった」という小川が頭で合わせると、鎌田の頭に当たって相手GKの手をかすめてゴールネットを揺らした。

試合後、森保監督は「やはりオランダは強かった。2回リードされて、追いつくのが難しい相手だったが、選手たちが一丸となってタフに粘り強く、気持ちを切らさずに追いついてくれた」と話し、「理想的にいかない中でも選手たちが主体的に対応力を見せてくれた」と評価した。

指揮官は、「勝ち点3を取れなかったのは残念だが、自分たちがしっかりとパフォーマンスを維持すれば、勝ち点を取れて勝利が近づいてくるという自信を持てる試合になった」と語り、勝ち点1を獲得した試合の意義を強調した。

日本の次戦は6月20日(日本時間21日)、メキシコのモンテレイでチュニジアと対戦する。チュニジアは14日(同15日)にモンテレイで行われた初戦でスウェーデンに1-5で敗れた。

この結果、F組は各チーム1試合を終えてスウェーデンが勝ち点3で首位、日本とオランダが勝ち点1で並びながらイエローカードの数でオランダが3位、勝ち点0のチュニジアが4位でのスタートとなった。

グループステージは各組上位2位までと各組3位のなかで上位8チームがグループステージを突破。ノックアウトステージへ進出できる。

(KK)

■グループF 日本代表の試合日程
6月15日(月)5:00 オランダ vs 日本
6月21日(日)13:00 チュニジア - 日本
6月26日(金)8:00 日本 - スウェーデン

<FIFAワールドカップ(W杯)2026 北中米大会>
第23回目の今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となる。出場枠が従来の32カ国から48カ国に拡大され、計104試合にわたる過去最大規模のトーナメントとして実施される。

開催期間:2026年6月11日〜7月19日 ※現地時間
グループステージ:6月11日〜6月27日
ラウンド32:6月28日~7月3日
ラウンド16:7月4日~7日
準々決勝:7月9日~11日
準決勝:7月14日〜15日
3位決定戦:7月18日
決勝:7月19日

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