吉田麻也「ハプニングはある意味想定内」と苦笑い 日本代表、異例の準備状態でベトナム戦へ

サッカー

2021.11.11

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    吉田麻也 Photo by Etsuo Hara/Getty Images

    サッカー日本代表は11月11日、ワールドカップアジア最終予選の第5戦でベトナム代表とハノイで対戦するが、通常以上の長距離移動や全体練習が試合前日1回のみなど、かつてない異例の準備状態で、勝利が求められるアウェイ戦に臨む。

    アウェイの試合で移動の負担を少なくすることは、選手がより良いコンディションで試合に臨むために重要な要素の1つだ。だが今回のベトナムへの移動はかなりハードなものになった。

    コロナ禍を受けてベトナム政府は厳しい渡航制限を設定。欧州からの乗り入れが制限されていることから、日本代表の欧州組は日本を経由して入るか、所属クラブの試合日程でこれに間に合わない場合、日本協会がアレンジしたオランダ発のチャーター便で現地入りとなった。

    前者は通常以上の長時間の移動だが、後者も給油地のロシアで足止めになるトラブルで欧州組11人のハノイ到着が大幅に遅延。その結果、チーム全体での練習は試合前日のみという異例の事態となった。

    「ハプニングは起こると想像していた。想像以上だったが、ある意味、想定内」とDF吉田麻也選手は苦笑い。それでも、機内でストレッチやカードゲームをしてリラックスしたと言い、短期集中で行う代表活動でこれまでのあまり選手間で話す時間がなかったことを考えると「しっかり話す、いい機会だった」と前向きだ。

    しかも、日本代表キャプテンは、「9月、10月、11月とコンスタントに代表の試合があるので、コンディションに特に不安はない。出る準備をして臨む。誰が出ても勝つためにやる」と話している。

    同じく欧州チャーター便でハノイ入りしたMF南野拓実選手(リバプール)も、「明日の試合結果に対してこれを言い訳にするつもりもないし、言い訳にはならない」とキッパリ。「自分たちは勝つしかない。自分たちの力を出せればいい結果を出せると思っているし、それに対して自信がある」と語っている。


    取材・文:木ノ原句望