ロコ・ソラーレ「誉め合って笑い合って、神様に振り向いてもらおう」カーリングを楽しむ。それが彼女たちの結論だった

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2022.2.19

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    北京五輪で初の決勝進出を果たした女子日本代表 写真:YUTAKA/アフロスポーツ

    そこに秘められたドラマをあなたはまだ知らない

    ロコソラーレにとってあれは結末ではなく始まりだった。

    4年前、平昌五輪の銅メダルが変えた彼女たちへの視線。

    ロコ・ソラーレの名は全国に知れ渡り、普段のやりとりが流行語大賞に。栄養補給の様子までもが"もぐもぐタイム"ともてはやされた。

    だが、その中で彼女たちは次の北京こそが勝負と決意を固めていた。

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    彼女たちの原点、北海道・常呂町(ところちょう)へ。

    「ロコ」という名前は常呂町からつけられた。人口5千人、町でいちばん大きな建物はカーリングホールだ。日本では数少ない専用施設で、9年前に完成した。

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    荻原次晴キャスターを待ち受けていたのは小学3年生の児童たち。

    常呂町では小学校の体育の授業にカーリングがある。ロコの面々も子供時代、こうやって腕を上げていった。

    町が生んだオリンピアンはすでに14人。次は私と中高生は目を輝かせる。

    子供の頃から一緒にやってきた仲。その結束もロコの強さの理由だ。

    会いたい人物がいた。

    4年前、メダルを持ち帰った地元への凱旋で抱き合って喜びを分かち合ったシゲさん(鈴木繁礼(しげのり))。シゲさんの肩書きはアイスメーカー。

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    リンクの表面にはペブルと呼ばれる氷の粒があり、その具合でストーンの滑りが変わる。アイスメーカーはそのペブルを作る職人で、シゲさんの腕は世界指折りなのだ。

    北京までの4年には苦しみもあった。

    世界一を目指したが勝ち切れず、日本一を二度を逃した。転機は去年訪れた。

    ライバル北海道銀行と争った日本代表決定戦。3勝したほうが代表になるがロコ・ソラーレは2連敗し、狂った歯車があらわになる。

    立たされた崖っぷち。

    あと一敗で北京五輪はなくなる。

    彼女たちはここで原点に戻ることにした。

    「もっと素直にやろう」「誉め合って笑い合って、神様に振り向いてもらおう」カーリングを楽しむ。それが彼女たちの結論だった。

    結果、そこから運命は変わる。

    2勝2敗に追いつき、最終5戦目で北京の切符をつかんだ。手に入れた強さを北京で。

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    その願いで、次晴さんも動いた。

    ロコソラーレが愛してやまないふるさと常呂町で、町の方々に寄せ書きを募って作った応援旗。この応援旗を次晴さんが運ぶ。

    笑い合う喜び合うカーリング。

    その笑顔がずっと続きますように。