サッカー日本代表 11月17日W杯直前にカナダと親善試合で最終調整へ

サッカー

2022.9.12

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    7月のE-1サッカー選手権で優勝した日本代表 写真:JFA/アフロ

    11月20日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)へ、日本代表の調整計画が整いつつある。

    11月17日にカナダ代表とUAEのドバイで国際親善試合を行うことが決定。ドイツ代表との本大会初戦を23日に控えて、最終チェックの場になる。9月のドイツ遠征での2試合を含めて、初の8強入りを目指すカタール大会へ準備が進められている。

    「目の色が違う」相手との対戦

    日本代表の本大会前の実戦調整の舞台にカナダ代表との対戦が用意された。

    11月17日にカタールの隣国であるUAEのアルマクトゥームスタジアムで行われる(キックオフ時間は後日発表)。23日にドイツ代表とのグループステージ初戦を迎え、その後コスタリカ(27日)、スペイン(12月1日)と対戦する日本にとって、その6日前のカナダ戦はチーム状況を確認する最終チェックポイントになると見られている。

    カナダは最新のFIFAランキングで日本の24位に対して43位。北中米カリブ海地域予選でメキシコに得失点差で上回って首位で突破し、1986年以来9大会ぶり通算2度目のW杯出場権を獲得。本大会ではベルギー、モロッコ、クロアチアと同じF組で戦うことが決まっている。

    日本とは2001年のコンフェデレーションズカップと2013年の親善試合で対戦し、いずれも日本が勝っているが、現在のカナダ代表にはFWサイル・ラリン(クラブ・ブリュージュ)やFWジョナサン・デイヴィッド(リール)ら得点力のある選手をはじめ、バイエルンで左サイドバックを務めるDFジョナサン・ディヴィス、FCポルトで中盤を固めるMFステファン・エウスタキオらがいる。

    日本サッカー協会の反町康治技術委員長は、「カナダは非常に若いチームだがバイエルン・ミュンヘンに所属する選手もいて、いい相手。強豪ではない国とやる方法もあるが、真剣勝負で準備している国の方が当然目の色も違う」と説明。大会直前の修正点の洗い出しにふさわしい相手との認識を示した。

    欧州チームとの対戦も模索されたが、カタールと地理的にも近いことから本大会直前まで自国で調整する国が多く、ドーハやドバイで本大会へ向けて準備を進めているチームに的を絞り、近年台頭著しいカナダとの対戦が決まったという。

    森保一監督も「W杯前にカナダとの強化試合を組むことができてうれしい。ドイツ戦の前に、チームコンセプトのすり合わせ、コンディションの把握など、(この試合から)様々な情報を得て最後の強化につなげていきたい」とコメントしている。

    本大会には日本代表は11月5日のJ1リーグ終了後の9日に日本を発ってW杯開催地のドーハに入り、時差調整や暑熱対策などを含めて現地で最終調整に入る。大会直前にドーハでの公式戦ができないため、日本チームはカナダ戦のために試合前日にドーハからドバイへ移動し、試合後にドーハに戻る。その後はカナダ戦のレビューも活かしながら、23日のドイツとの初戦を迎える流れになる。


    取材・文:木ノ原 句望