【W杯】日本と対戦するドイツ代表監督「日本は戦略的でクオリティもある。我々にとってチャレンジになる」

サッカー

2022.11.23

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    ドイツ代表 ハンジ・フリック監督 Photo by FIFA/FIFA

     サッカーのワールドカップ(W杯)・カタール大会に臨む日本代表は、11月23日(水)にグループステージ初戦でドイツ代表と対戦する。

     FIFAランキングでは日本の24位に対して、ドイツは11位。なにより、W杯優勝4回を数える国としての経験値の大きさは大国たるゆえんの一つ。

    前回2018年大会ではグループステージ4位敗退という失態を演じただけに、今大会で雪辱を期す思いは強く、日本にとって厳しい相手だ。

     今大会のチームは、15年続いた前任のヨアヒム・レーヴェ政権から2021年8月にバイエルン・ミュンヘンも率いたハンジ・フリック監督に移行。

    直後に始まった欧州予選ではフリック体制初戦から7連勝を重ねてJ組を9勝1分けで突破した。

    メンバーも、負傷のリロイ・サネは不在ながら、GKマヌエル・ノイアー選手、ヨシュア・キミッヒ選手、トーマス・ミュラー選手、セルジュ・ニャブリ選手とバイエルン勢が名を連ねる。

    19歳で初のW杯に臨むジャマル・ムシアラ(バイエルンM)、20日に18歳になったばかりのユスファ・ムココ(ドルトムント)ら若手攻撃陣など多彩で豪華な顔触れにも注目が集まる。

    だが、ドイツ代表フリック監督は「日本は戦略的でクオリティもあり、鎌田や遠藤はすばらしいMFだ。ドイツで活躍している選手がいるので、我々にとってチャレンジになる」と話し、アルゼンチンに逆転勝ちしたサウジアラビア戦を引き合いに出して、「なんでも可能だ。敵を低く見てはいけない」と述べている。

    キミッヒ選手も鎌田選手について「非常に頭のいい、サッカーIQの高い選手。ゴール決定率も高い。日本の多くの選手がブンデスでプレーしていて、みな、テクニックもある。気を引き締めなければいけない」と語っている。

    敵将の指摘のように、ドイツでプレーする日本代表選手は2部リーグの田中選手を含めて8人を数える。

    しかも、主力としてリーグ戦だけでなくUEFAチャンピオンズリーグなどの舞台でも活躍し、存在感を示している。それこそが、今回のドイツ戦の興味を掻き立て、可能性を感じさせるものとなっている。


    取材・文:木ノ原句望

    【W杯 日本戦試合日程】
    ■11月23日(水)22:00
    日本 vs ドイツ
    ■11月27日(日)19:00
    日本 vs コスタリカ
    ■12月2日(金)4:00
    日本 vs スペイン

    【グループステージ組み合わせ】
    ■グループA
    カタール/エクアドル/セネガル/オランダ
    ■グループB
    イングランド/イラン/アメリカ/ウェールズ
    ■グループC
    アルゼンチン/サウジアラビア/メキシコ/ポーランド
    ■グループD
    フランス/デンマーク/チュニジア/オーストラリア
    ■グループE
    スペイン/ドイツ/日本/コスタリカ
    ■グループF
    ベルギー/カナダ/モロッコ/クロアチア
    ■グループG
    ブラジル/セルビア/スイス/カメルーン
    ■グループH
    ポルトガル/ガーナ/ウルグアイ/韓国

    【日本代表メンバー】
    川島永嗣(ストラスブール)
    権田修一(清水エスパルス)
    シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
    長友佑都(FC東京)
    吉田麻也(シャルケ)
    酒井宏樹(浦和レッズ)
    谷口彰悟(川崎フロンターレ)
    柴崎岳(レガネス)
    遠藤航(シュトゥットガルト)
    伊藤純也(スタッド・ランス)
    山根視来(川崎フロンターレ)
    浅野拓磨(ボーフム)
    南野拓実(モナコ)
    守田英正(スポルティング)
    鎌田大地(フランクフルト)
    板倉滉(ボルシアMG)
    町野修斗(湘南ベルマーレ)
    相馬勇紀(名古屋グランパス)
    三笘薫(ブライトン)
    前田大然(セルティック)
    堂安律(フライブルク)
    上田綺世(サークル・ブルッヘ)
    田中碧(デュッセルドルフ)
    冨安健洋(アーセナル)
    伊藤洋輝(シュトゥットガルト)
    久保建英(レアル・ソシエダ)