【WBC】栗山英樹監督 宮城と宇田川を称讃、ダルビッシュと村上の対戦は「立場を忘れて楽しんだ」

3月9日に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向けた野球日本代表 侍ジャパンの強化合宿が宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、21日に第2クールの初日を迎えた。
MLB サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(36)が国内では12年ぶりとなる実戦形式の投球を行い、対戦した村上宗隆選手(ヤクルト)がバックスクリーンへホームランを放つなど良い雰囲気で順調に準備が進む。
栗山英樹監督(61)が練習後にインタビューに応じた。
■栗山英樹監督 練習後のインタビュー
Q.第2クール初日の練習を振り返って
特に宮城(宮城大弥/21・オリックス)、宇田川(宇田川優希/24・オリックス)のボールの感じが良くなってきているのでよかったと思いますし、何と言ってもダルビッシュ投手は中々実戦が重ねられずにいってもらわないといけない中で、キッチリと仕上げてきてくれるなという印象があります。
バッターたちも「打ちたい!打ちたい!」と言ってくれてたんですが、中々全員を打たせてあげる訳にはいかずああいう風な形になりましたが良かったです。
Q.ダルビッシュ投手の良かった点は?
僕が感じていることも含めて本人とも話しましたが、やっぱり曲がり球の感じはいいですねぇ。曲がる角度とかスピードとかすごいなと。そりゃバッターも戸惑うだろうなと思いました。
スライダーも良かったです。「ああいうのがスライダーって言うんだろうな」というぐらいに。ただちょっと、分類が違うのかなと逆に思いました。みんなが言っているスライダーと少し違うのかなと。一回止まって急に早くなって止まるように見えました。これだけ野球を見させてもらっている中で、一つのスライダーという球種では括れないのかなと僕的には思いました。
Q.最初に対戦した村上選手にホームランが出たが?
個人的には選手たちがこうやって良い物語を描いてくれながら良い形で先に進めている感じがします。ファンの皆さんも喜んでくれたと思うし良かったです。
Q.監督も楽しみな対戦だった?
立場を忘れて単純に楽しませてもらいました。ああいうのは良いですね。僕だけじゃなくて、コーチや選手もワクワクドキドキ少年のように対決を楽しみにする野球っていいなぁと。ああいうのがチームの推進力になるので良かったです。
Q.村上選手の凄さを改めて感じた?
状態自体がすごく上がっているわけではない中でああやって結果が出ることの素晴らしさはあると思います。
Q.宮城投手、宇田川投手の良かった点は?
宮城は右バッターへのボールが本当に良いですね。ボールが強くなっているし、ボールの扱いに関しても前に進んでいるなと思いました。
宇田川にしても、キャンプをスタートして中嶋聡監督(オリックス)からの愛情のある言葉が良い形で本人に影響を及ぼしているので、「何とかジャパンのために」と言ってくれていた中嶋監督の言葉にも感謝しています。
Q.チームの雰囲気はまとまりつつある?
そこに関しては良い状態で進んでくれているのでこのままいって、バッター達もそろそろメジャーリーグから来てくれるようになれば、また違う形の化学反応が起こると思っています。
Q.改めて第2クールはどんな風に進めていきたいか?
第1クールはみんな思ったよりも疲れたと思うので、落とすわけではないですが引けるところは引いて、コンディショニングを考えながら、いよいよ試合に入っていくので良い形であと2日準備していきたいと思います。