【WBC】ダルビッシュ 佐々木朗希のスライダーに「基本的には必要ない。真っ直ぐとフォークだけで打てない」

<2023年2月26日 侍ジャパン壮行試合 日本 4-2 ソフトバンク>
3月9日に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向けた野球日本代表 侍ジャパンの強化合宿が宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われている。
26日は、25日に引き続きソフトバンクとの壮行試合 第2戦が行われ、侍ジャパンが4-2で逆転勝利。2連勝となった。
試合前、ダルビッシュ有投手(36/パドレス)が二度目のライブBP(※実戦形式の打撃練習)に登板。山川穂高(西武)、源田壮亮(西武)、甲斐拓也(ソフトバンク)、大城卓三(巨人)、中村悠平(ヤクルト)と5人の選手を相手に2イニング想定の計11打席32球を投げ込み、2安打2奪三振の内容。
ライブBP後にダルビッシュ投手がインタビューに応じ、今の侍ジャパンの選手たちについて、また佐々木朗希投手(21/ロッテ)について語った。
■ダルビッシュ有 ライブBP登板後インタビュー
Q.2度目のライブBP登板はどうだった?
最初は寒くてあまり体が動いていませんでしたが、2イニング目は段々真っ直ぐも良い球が出てきて、スライダーに関しては最初から良い球が投げられたと思います。
Q.具体的に感触は?
真っ直ぐは寒いのと、味方なので特に右バッターには当てないようにするとどうしても肩を若干開いて投げてしまいます。それが僕がライブBPがあまり好きではない理由なのですが、それを少しずつ修正していって最後の方指先にかかる感じもあったので良かったです。
Q.ここから本戦まではどのような調整をする?
同じです。いつも言うように自分はスプリングトレーニングの調整と全く同じような感じでやっているので、次は3イニング投げることになるでしょうし、ちょっとずつクイックだったりを混ぜていくというところだと思います。
Q.本大会への抱負は?
みんなが楽しんで野球ができることが一番大事だと思うので、気負い過ぎずにできれば良いなと思います。
Q.25日の試合、先発・佐々木朗希投手(21/ロッテ)のスライダーを見てどう思った?
自分としてはすごく良いスライダーを投げているなと思いましたし、以前のスライダーは覚えているのでそれと比べるとトップレベルのスライダーを投げていると思うんですが、本人は「もっと横に変化させたい」ということで、本人も分かっていると思いますがその観点で見るとまだやることはあると思います。
でも試合でああやって投げて三振を取れたことは、自分だったらすごく嬉しいことだと思います。
Q.これから世界と戦っていく上で、佐々木投手のスライダーをどう見ている?
真っ直ぐとフォークだけで、メジャーの選手であれ打てないと思います。WBCで結果を出すために本人がやっているというより本人が成長したいというところでやっていると思うので、別にスライダーは基本的には必要ないと僕は思っています。
Q.他の投手からも「ダルビッシュ投手に教わった球を試した」という声が多い。このことについてどう感じる?
そこがすごく変わったなと思うところの一つで、10年前であればこういう変化球の話をしても「オフシーズンに練習しておく」とか、「キャッチボールでまずやってから」などの反応だったんですが、それは本当に上達しない考え方です。
今の選手たちは言ったら「じゃあ今日ブルペンで投げてきます」となるので、みんなオープンマインドになっているというか、新しいことにチャレンジすることに対して怖さがなくなってきているのかなと思います。