これぞ名手の技!福永祐一の神騎乗レース5選「2005年桜花賞 ラインクラフト」シーザリオをねじ伏せる完璧騎乗

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2023.3.6

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    写真:山根英一/アフロ


    JRA歴代4位となる通算2636勝を記録して、27年の騎手生活に別れを告げた福永祐一。

    数多く記録した勝利の中には「彼でないと勝てない」と思わせる好騎乗、騎手の腕がモノをいう結果となったレースも多数存在する。

    そこで今回は福永祐一らしさが存分にあふれ出た「神騎乗」とも言うべきレースを紹介。

    ■2005年桜花賞(騎乗馬:ラインクラフト)

    プリモディーネの勝利から6年後、節目の10年目を迎えてすっかり貫禄が付いてきた福永祐一はこの年、ラインクラフトとシーザリオという2頭の牝馬と出会い、桜花賞ではどちらに乗るかが注目された中でラインクラフトを選択。

    迎えた桜花賞は自身のお手馬の2強対決となったが、福永は前走で差し切り勝ちを収めたラインクラフトを積極的に前に生かせるという意外な作戦を取った。

    好位3~4番手で折り合い、追走したラインクラフトは最後の直線に入ると、残り200mを過ぎたころに先頭に。

    最後に最大のライバルであるシーザリオが猛追してきたが、セーフティーリードを取っていたラインクラフトはこれをアタマ差凌いで勝利。ラインクラフトが持つ素軽いスピードをフルに生かしてシーザリオを力でねじ伏せる完璧な騎乗を見せた。


    ■文/福嶌弘