エ軍・ネビン監督 大谷翔平との試合中のやり取り明かす「ショウヘイが『調子は良い』と言えば、それを信じるだけ」

大谷翔平とネビン監督 Photo by Icon Sportswire _ Getty Images
<2023年4月5日(日本時間6日)シアトル・マリナーズ 対 ロサンジェルス・エンゼルス @Tモバイル・パーク>
前回登板の開幕戦では6回無失点10奪三振と完璧なピッチングを披露するも、勝てなかったエンゼルス・大谷翔平(28)。今季初勝利を目指して、「3番・DH兼投手」でマリナーズ戦のマウンドへ上がった。
この日の投手大谷は6回、111球を投げ、3安打、1失点という結果。4四球、2死球、1ワイルドピッチと序盤は制球に苦しんだが、尻上がりに調子を上げ、8奪三振と堂々のピッチングを披露。打席では、2打数、1安打、1打点、2四球で試合を終えた。
試合は大谷の女房役オハッピー(23)の2ランホームランなどでエンゼルスが4対3で勝利。大谷は今シーズン1勝目を挙げた。
■ネビン監督 試合後インタビュー
Q.大谷は序盤制球に苦しみ、後半立ち直っていったが?
おっしゃる通りです。相手はとても忍耐力があり攻撃力もあるチームなので、ほとんどボール球を追いかけて来ませんでした。ショウヘイは力を出していましたが、単純にいつもの制球力がありませんでした。
彼が自分の試合が作れずにああいうピッチングをしてしまう時は、良い打線に対してはこういった内容になるものです。
Q.大谷は後半の3イニングで何かを変えた?
よりストライクを投げていっただけだと思いますよ。ストライクを取るために、スイーパーよりも少しツーシームを多くしていきました。カットボールも少し増やしましたね。ショウヘイに聞いてもらいたいですが、おそらくスイーパーにあまり調子を感じなかったんだと思います。
終盤にはカーブも加えました。今シーズン最初のカーブは4回だったんじゃないかと思いますよ。あれが彼です。いろんなトリックがポケットに隠されているんです。だから彼はとても良いんですよ。
Q.まだ2登板目で球数が多かったが、6回も行かせた理由は?
感覚的なものです。私は数字に関してそこまで心配はしていません。ショウヘイのフィーリングをより重視しています。
「まだ調子は良い」と彼が私に言いました。何百万回も言っていることですが、彼が「調子は良い」と言えば、それを信じます。
彼はあの回、私を見ずにマウンドに上がって行きました。私は彼に尋ねようとしましたが、私の目の前を通り過ぎて行きました。彼はああ言う場面では私に言うまでもなく、マウンドにまた上がりたいと思っていたんでしょう。
Q.初回のピッチクロック違反で、主審はどう説明していた?
ただショウヘイのセットポジションが、他の多くの人と違っていただけです。私も主審に、彼のやっていることを説明したんですが、主審も説明してきて主審は正しかったです。
Q.つまり大谷はセットしていたけど、投球動作には入っていなかったということ?
はい。そしてショウヘイは「それならワインドアップ(大きく振りかぶって投げる投法)で投げるよ」と言い出しました。彼がやりたければ、もちろん構わないんですが(笑)。
彼は特別な才能があって試合中にもアジャストできますから、あれだけのプレーができているのです。