【一問一答】ドジャース打線と初対戦の大谷翔平 HR被弾の一球に「あれは自分のミス。浮いたらやっぱり打たれる」

大谷翔平 写真:AP_アフロ
<2023年6月21日(日本時間22日)エンゼルス 0-2 ドジャース @エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平(28)は、本拠地でのドジャース戦に「2番・投手兼DH」で出場した。
大谷はこの日101球を投げ、ストライクは77球。ストライク率76%は今季最高をマークした。直球は全投球の約50%を占める50球で、割合、球数ともに今季最多。大谷が力で初対戦のドジャース打線を圧倒した。
最速は2回にブッシュを空振り三振に仕留めた100.3マイル(約161キロ)。今季5度目の二桁三振となる12奪三振の内、直球で7つを奪う力の投球だった。
しかし、痛恨の1球に泣く。4回、20年のナ・リーグMVPフリーマンに対しカットボールが甘く入り中堅左へ14号ソロ本塁打。失点はこの1点のみだった。
7回を投げ、5安打、1本塁打、2四球、12奪三振、1失点の好投も、打線の援護なく3敗目(6勝)を喫した。打撃では、3打数無安打1四球。打率は・292。
試合はエンゼルスが0対2で敗れ、2連敗となった。
■大谷翔平 試合後コメント
Q.最近2登板はシーズン序盤くらいの状態に戻っているように見えるが?
投げ心地は、前回より今日の方がダントツでよかったかなと思います。
Q.今日の投球は直球、カットボールが多め、スイーパーが減っているように見えた。そこについては何かある?
ゲームプランであったり、バッター個人個人の傾向とかによって多少変わってきますが、投げ心地がよかったのでまっすぐを多めに投げたという感じです。
Q.『投げ心地』とはどこからくるもの?
セットの段階で、例えば2ストライクと追い込んだ後に三振を取れるようなイメージが湧きやすかったり、指のかかりが良かったり、変化の仕方が自分の思った通りに投げられる傾向が多い時は良い動きの方が強いと思います。
セットの段階で今日は良かったと思いますね。狙っているところにいきそうな雰囲気はあったかなと思います。
Q.ここ2試合良い投球で、その前の1カ月間は悪い時期が続いたのはもう乗り越えたという感じか?
これを継続できればもちろん良いと思いますし、それをするのがまた難しいことなので、中何日か空きますが今日の感覚をしっかりと練習で確かめながら、次回登板に繋げたいなと思います。
Q.フリーマンにHRを打たれた球は、狙ったところか?
もうちょっと低めに投げたかったですかね。
ストライクじゃなくても、空振りを取るボール球みたいな感じで投げたかったんですが、浮いたらやっぱり打たれるなという。
良いバッターはもちろんそうですし、あれは自分のミスかなと思います。
Q.投打の二刀流をやる、時間的な難しさもある?
肉体的なことよりは切り替えだったり、今日はバッティングは良くなかったですし、そういうメンタル的な部分が難しいなと思う部分はあります。
Q.ドジャースとは初対戦。相手打線から感じたことは?
強いチームはどこもそうですが、ゲームプランを立てて全員で同じ目的意識をもって来るなと感じます。アストロズもヤンキースもそうですけど、強いチームはそういう傾向が強いかなとは思います。
Q.具体的にどういうところで感じた?
これ一つということではなくて、カウントによって捨てる球種を持っていたり、それを全員で共有していて、今日はたまたまこっち側にテンポが来ましたけど、いつ逆サイドに流れがいってもおかしくないオフェンスの仕方をしているかなと思います。
Q.高校時代にドジャースから熱心にスカウトされたが、相手として特別な思いは?
ドジャースだけじゃなくて、僕がこっちに来るとなった時に熱心に誘いをもらった球団にはもちろん感謝しています。
ただ、投げる、打つに限って言えば、相手は相手で変わらないので、誰が相手でも自分がやるべきことをしっかりやりたいなと思います。
Q.ドジャースファンの間では、「来年来てくれるんじゃないか」と期待している。そういう話は入ってきている?
自分自身はシーズンはシーズンで集中したいなと思っているので、代理人に任せています。