レジェンドが最初に巡り合った名馬・スーパークリーク【武豊のベストパートナー5選】

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2023.7.10

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    1990年スパークリークと武豊騎手 写真:東京スポーツ/アフロ


    名馬との歩みが日本競馬の歴史につながる

    2023年の大阪杯をジャックドールで制し、史上最年長となる54歳でのGI制覇を果たした武豊。

    この勝利で自身の通算GⅠ勝利数もこちらも史上最多となる80となり、まさに競馬界のレジェンドにふさわしい記録を樹立。

    6月25日にテレビ東京で放送された「武豊-THE ORIGIN-~始まりの地・函館~」では武豊のルーツがある街、北海道・函館を歩きつつ、武豊の原点を辿る様子が放送され、人気を博した。

    そこで今回は武豊の騎手生活を彩ってきた"ベストパートナー"とも言うべき名馬たちを紹介する。※馬齢は当時の表記のまま


    ■スーパークリーク

    デビュー間もなかった武豊が最初に巡り合った名馬。

    デビュー当時は体質の弱さが災いしてこれといった成績を残せず、春のクラシックは未出走。

    菊花賞もエントリーした時点では除外対象だったものの、武豊はスーパークリークの素質を高く評価し、「この馬に乗れないなら、参加しても仕方ない」と語るほど。

    運よく出走枠に滑り込んで臨んだレースでは第4コーナーからインを突いて猛然とスパートを掛けるという強気のレース運びで圧勝し、人馬ともにGI初制覇。19歳8ヵ月という史上最年少でのクラシック制覇も達成することになった。

    その後は5歳時に天皇賞(秋)でオグリキャップとの競り合いをクビ差制して勝利すると、6歳春には天皇賞(春)で前年の同レース優勝馬、イナリワンを力でねじ伏せて史上初となる天皇賞秋春制覇を達成。

    オグリキャップ、イナリワンとともに平成三強と謳われ、若きニュースター、武豊とともに競馬ブームの立役者ともなった。


    ■文/福嶌弘