武豊を完全復活させた・キズナ「僕は帰ってきました!」【武豊のベストパートナー5選】
2023.7.31
2013年 日本ダービー キズナが優勝 武豊は5度目の制覇 写真:中原義史/アフロ
名馬との歩みが日本競馬の歴史につながる
2023年の大阪杯をジャックドールで制し、史上最年長となる54歳でのGI制覇を果たした武豊。
この勝利で自身の通算GⅠ勝利数もこちらも史上最多となる80となり、まさに競馬界のレジェンドにふさわしい記録を樹立。
6月25日にテレビ東京で放送された「武豊-THE ORIGIN-~始まりの地・函館~」では武豊のルーツがある街、北海道・函館を歩きつつ、武豊の原点を辿る様子が放送され、人気を博した。
そこで今回は武豊の騎手生活を彩ってきた"ベストパートナー"とも言うべき名馬たちを紹介する。※馬齢は当時の表記のまま
■キズナ
ディープインパクトが引退して以降、骨折なども重なり今までにないスランプに見舞われていた武豊を復活させたのがディープインパクトの息子であるこの馬。
初めてタッグを組んだラジオNIKKEI杯2歳Sで3着、3歳緒戦の弥生賞で5着と連敗。
照準をダービーに切り替えてから臨んだ毎日杯、京都新聞杯で父を彷彿とさせるかのような末脚を見せて2連勝を飾り、ダービーでも1番人気に支持された。
迎えたダービーは後方でじっくりと脚を溜めて4コーナーを14番手で通過すると、直線では上がり3ハロンの時計33秒5という爆発的な末脚を見せてゴール直前にエピファネイアを交わして見事に勝利。
ゴール後にはファンからユタカコールで迎えられるなど、完全復活をアピール。その後も凱旋門賞へ挑戦するなど、父に負けず劣らずの活躍を見せた。
■文/福嶌弘