大谷翔平 5試合ぶりにスタメン復帰で3打数無安打・1四球 「バッティングで出れないことが一番嫌だという上の判断」
大谷翔平 PHOTO:Getty Images
<2026年9月7日(日本時間8日) ロサンゼルス・ドジャース対シンシナティ・レッズ@ドジャー・スタジアム>
ドジャースの大谷翔平投手(32)が、本拠地で行われたレッズ戦で5試合ぶりにスタメン復帰。「1番・DH」で出場し、4打席に立って3打数無安打、1四球、2三振だった。
相手先発は160キロ超の速球と鋭いスライダーを武器に、今季15勝をマークしている右腕バーンズ。初回先頭の第1打席は、98.6マイル(約158.6キロ)の外角速球を逆方向へ高く打ち上げ、一瞬スタンドから歓声が上がったが左飛に倒れた。
第2打席は内角低めのスライダーに空振り三振。第3打席は2番手左腕ウィリアムソンのチェンジアップの前に連続の空振り三振。第4打席はボールをしっかり見極め、カウント3-2から四球を選んで出塁した。
試合後、囲み取材に応じた大谷は「久々だな」と笑顔を見せた。2日(同3日)、4打席連続三振を喫した試合を最後に4試合欠場し、休養と軽い調整を行ってきた。
左ひざ、右上腕二頭筋、首の状態が落ち着いたことから、ロバーツ監督が前日にスタメン復帰を伝えていた。「喜んでいたよ」と試合前に指揮官は話していた。
ロバーツ監督は「まずは彼がラインナップに戻ってきたことが良かった。まず1試合をこなして、そこから状態が後退しなかったことが重要だったが、それを達成できた」と評価した。
今後の起用については「明日どう感じているかを見たいと思う」と話し、コンディションを確認しながら出場を判断していく考えを示した。
<大谷翔平投手 一問一答>
ーー久々に復帰して、いかがですか?
「久々だな」と。(笑)
ーーこの4日間はどのように過ごしていたのですか?
「トレーニングとリハビリというか、補助的な部分のメニューをこなしていた感じかなとは思います。
それも継続的に残りのシーズン、ポストシーズンも含めて調整の一環としてやっていきたいなと思っています」
ーー今の状態は100%ですか?体で気にしている箇所はありますか?
「どうなんですかね、100%というのはシーズン通してなかなか100の100というのはなかなかないとは思うので、主には膝と腕ですけど、プレーできる範囲内なのかなとは思っています」
ーーけがの影響で打撃不振になったのですか?
「うーん、そこも含めてのスキルというか、引き出しの多さ、どこかがおかしいなりに自分の工夫次第で、どうにでもなるところはあるとは思うので。
逆に言えばそういう引き出しの多さを作るチャンスだと思って、しっかりとメカニクス含めてやりたいなとは思っています」
ーー投手としては復帰する予定ですか?
「ほとんどの確率でそれはないとは思うので、バッティングというか、そっちの方にオフェンスの方に集中したいなと今は思います」
ーー投球しないことは打撃にプラスになりますか?
「最低限バッティングの方でしっかりできるように、その危険を犯さないように投げないと、という感じだとは思うので。
さっきも言いましたけどトレーニング、そういうメニューも含めてしっかりと調整していけば十分に状態も上がるんじゃないかなと思っています」
ーー投球できないのは残念ですか?
「そうですね。残念でもありますし、そこも含めて今年の1年間の反省点なのかなと思って、それが来年にしっかりつながってくれればいいんじゃないかなと思っています」
ーーフロント、首脳陣とのコミュニケーションの改善点はありますか?
「うーん、どうなんですかね。改善策というかケアの面も含めて、どういうふうにやっていくかっていうのはまだシーズン中ではあるので、もちろん話し合ってはいきますけど
メインはまずは今シーズンは打つ方でしっかりポストシーズンまで調整したいですし、そういったことはオフシーズンになってから話すんじゃないかなと思うので、まずは今シーズンに集中したいなと思っています」
ーー投球しないことによって回復は早まりますか?
「うーん、どうなんですかね。そういうふうには願っていますし、ただ動いている、負荷をかければ治りはもちろんピッチングでもバッティングでも、早く治すなら何もしない、休むというのが一番いいとは思いますけど。
まだまだ試合も残ってますし、ポストシーズンもあると思うので、そこに集中したいなという気持ちですね」
ーー現状での打撃の構え、見え方はどうですか?
「すごい居心地悪いなという感じはしないですね。そこに関しては。
特に動きの遅れとかも感じないですし、ただ自分が打っていると思っているというか、ポイントでしっかり打ってると思っているところよりもファールになったりとか、悪い時はそうですけどね、っていう感じですかね、今は」
ーースイングの時、腕と足、動きとしてはどこの場面で違和感がありますか?
「加速に行く場面とストップ動作ですかね、一番は」
ーー痛みですか?
「違和感も含めて、はい。そこが、でも振り方次第でなんとでもというか、改善はできる範囲でのことでもあるとは思うので、はい。
今まで自分がやってきたのと変えなければいけないところはありますけれど、そこも含めてさっき言った通り、引き出しの多さにつながるのかなとは思っています」
ーー休み前と今日では打席の中での感じ方に違いはありましたか?
「まぁどうですかね、1打席1打席これやりたいなとかあれ試したいなというのももちろんありますし、全部が全部その今日の打席の中でも同じように見えているわけではないので。
こなしている打席、その範囲内でこなしている打席が増えれば増えるほど対応できる可能性というのは広がるとは思うので、最終打席なんかもその前の打席に比べれば良かったと思いますし、そうやって少しづつよくはしていきたいなと思っています」
ーー投球のリハビリで振り返って思うことはありますか?やり直したいとか?
「それはないですね。メインとしてはポストシーズン、何イニング投げるとか別として、ピッチングの方で戦力になるなら、そこに向けてイニングをこなしていくシーズン、この9月だったとは思うので。
ある程度勝負をかけるタイミングというのがあったとは思いますし、その時に勝負をかけてやっぱり万全な状態で投げれる感じではないよね、というところでストップがかかっているという感じなので、適切なタイミングで勝負を掛けられたんじゃないかなとは思っています。
その結果、今シーズンは良くなかったなっていう感じかなと思います」
ーーやってみないと分からないこと?
「そうですね。結構長い期間ピッチングの方に関してはよくなったり、悪くなったりみたいな感じだったので、どこかで見切りというか、行けるか、行けないのかの判断も含めて、そのぐらいの期間投げてみて、調整してみて、ライブBPもやってみて、強度が上がれば反動がちょっと帰ってくるというところではあったので。
ポストシーズンに向けてそこで戦力になれるかっていうのはちょっと疑問でしたし、だったらバッティングの方で無理をして、バッティングで出られないということが一番嫌だという上の判断だったと思うので、そこには従いたいなと思っていますし、そこに向けてしっかりフォーカスしたいなと思っています」
テレ東リアライブ編集部