【サッカー】浦和の守護神・西川「覚悟を持って楽しみたい」ACL大会連覇への強い思い

2得点に絡む活躍を見せた中島翔哉 Photo by Masashi Hara/Getty Images
浦和レッズが9月に始まるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で連覇に挑むことが決まった。
8月22日に埼玉スタジアムで行われたACLプレーオフで香港の理文に3-0で勝ち、本戦出場権を獲得。新加入の元日本代表MF中島翔哉選手が2得点に絡む活躍で、手ごたえのある試合になった。
香港リーグ昨季2位でACL初参戦という相手に、試合開始6分でMF小泉佳穂選手とFW興梠慎三選手の得点で2-0リードを奪うスタートダッシュ。試合終了間際にも交代出場のMF関根貴大選手が加点した。
この結果、浦和は昨季Jリーグ優勝の横浜F・マリノス、リーグ2位の川崎フロンターレ、天皇杯優勝のヴァンフォーレ甲府に続いて、グループステージに臨む。
GK西川選手「覚悟を持って楽しみたい」
ACLは今季から秋春開催へシーズンを移行。9月18-20日にグループステージが始まり、決勝は来年5月11、18日に開催される。
全40チームが4チームずつ10組に分かれ、グループステージから準決勝までは東西に分かれてホーム&アウェイで対戦。決勝で東西の最強チームが顔を合わせ、ホーム&アウェイの対戦でアジアクラブNO1を決める。来季からACLの大会方式が下部の大会を含めて大幅に変わるため、現在の方式では今季が最後となる。
グループステージの組み合わせは8月24日に行われる組み合わせ抽選会で決まるが、22日の西地区プレーオフではFWクリスティアーノ・ロナウド選手とサディオ・マネ選手を擁するアルナスル(サウジアラビア)もアルアハリ・ドバイ(UAE)に4-2で勝って本戦出場を決めている。
このほか、大物選手の爆買いで最近話題を集めているサウジアラビアから、ブラジル代表FWネイマール選手を獲得したアルヒラルや、フランス代表のFWカリム・ベンゼマ選手とMFエンゴロ・カンテ選手を獲得したアルイテハドなども出場する。一方、東地区には2度のACL優勝経験のある蔚山現代と全北現代、浦項スティーラーズ、プレーオフを突破した仁川ユナイテッドという韓国勢が参戦する。
浦和のGK西川周作選手は、前回2017年優勝時には翌シーズンの大会への優勝チームの参戦権がなかったことに触れて、「今回は自分たちが優勝してプレーオフで出場権を勝ち取って本戦へ出ることができる。周りの見方も変わって来るし、2017年とも状況は変わっている。しっかりとチャンピオンチームとしての自覚を持ちつつ、もう一回、チャレンジ精神を持ってしたたかにやっていかなければいけない」と話す。
「グループステージの相手にどこが来るか分からないが、難しいゲームになることは分かっている。覚悟を持ってACLを楽しみたい」と語り、2002年から続いてきたACLでこれまでにアルイテハド(サウジアラビア)しか達成していない、大会連覇への強い思いをにじませた。
「そこ(連覇)は目指すべきところ。今、サウジアラビアリーグが世界でも注目されているが、そういう相手に自分たちが勝つことができれば、またJリーグの良さを世界に示すチャンスだと思う」と浦和の守護神は言う。
さらに、「グループステージではいろんなことが起こると思うが、それを自分たちの経験にしながら、いい意味で吸収しながら、強くなっていきたい。自分たちにはまだ課題もたくさんある。そういうところも修正してレベルアップしていきたい」と静かな口調ながら力強く語った。
取材・文:木ノ原 句望