ブラジル、イングランド帰化選手擁する中国 敵将の自信「勇敢に戦う。よい結果を残したい」【サッカー W杯最終予選】

サッカー

2024.9.5


イバンコビッチ監督 PHOTO:Getty Images

<2024年9月5日(木)2026年W杯 アジア最終予選 C組 日本 - 中国 @埼玉スタジアム2002>

サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会へ向けたアジア最終予選が9月5日に始まる。

8大会連続での出場を目指す日本代表はアジア2次予選を6戦全勝の24得点無失点で突破。来年6月まで行われる最終予選ではC組に入り、今回対戦する中国のほか、バーレーン、サウジアラビア、オーストラリア、インドネシアと対戦。

上位2位以内に入れば無条件で本大会への切符を手にできるが、3~4位になればプレーオフ経由で出場権獲得を目指すことになる。

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"日本通"の敵将の自信

日本は最終予選初戦へチームの備えを整える一方で、対戦相手への警戒も緩めていない。

中国との通算対戦成績は日本の15勝8分け7敗。日本は2000年のアジアカップ以降14戦8勝6分け無敗で、森保監督体制でも3勝1分けと優位に立つ。

FIFAランクでは日本の18位に対して中国は87位だ。

ただ、日本チームは今年2月から中国を率いているブランコ・イバンコビッチ監督の存在を警戒。

前回の最終予選でオマーンを率いて日本に初戦で土をつけた人物だ。

日本との因縁は深く、母国クロアチア代表のアシスタントコーチとして1998年W杯での対戦(1勝)以降、2003年から2006年までのイラン代表(1勝1分け1敗)とオマーン代表(1勝)の3つの代表チームで日本に勝ち越している。

中国では、韓国と同組だった2次予選を3月から率いて1勝2分け1敗とし、トータル2勝2分け2敗でタイと同率で並び、直接対決の結果で辛くもグループ2位で突破した。

前日会見に臨んだイバンコビッチ監督は、「日本は1998年から注目しているが、1998年W杯以降、特にジーコ監督の時代から多くの選手が伸びている。カタールW杯でもよい結果を残して、才能のある選手が欧州のアーセナルやミュンヘン、モナコやブライトンでプレーしている」と"日本通"の一端を披露した。

今回の対戦へ向けて、イバンコビッチ監督は「我々にとって大事なのは選手たちが練習で培った技術や理解したことを、本番のピッチでしっかり実戦して、勇敢に戦うことだ。よい結果を残したい」と述べて、準備への自信を漂わせた。

中国の来日メンバーには、イングランド出身DFジャン・グアンタイ(ティアス・ブラウニング/上海海港)。

ブラジル出身FWア・ラン(アラン/青島西海岸)とFWフェイ・ナンドゥオ(フェルナンジーニョ/上海申花)ら中国帰化選手をはじめ、スペインリーグでのプレー経験もあるFWウー・レイ(上海海港)らを擁している。

チームは8月下旬から大連で合宿を行い、日本戦に備えてきている。

ウー選手は前日会見で「日本代表に合わせた練習をしてきた。日本は強いが、我々の現状は良いし、特にメンタル面も良い状態だ」と述べた。

「2次予選の経験を活かしたい。1ゴールで最終的な結果が変わってくる。それを肝に銘じて戦いたい」と強い意気込みを示し、1998年以来の白星で勝ち点3獲得へ自信を示した。