【ドバイターフ】0.01馬身差!ソウルラッシュ魂の激走で大金星!単勝1.2倍の最強ロマンチックウォリアーを破る

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2025.4.6

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    写真:ロイター/アフロ

    ドバイターフでソウルラッシュが勝利し、ダノンデサイルがドバイシーマクラシックを制覇。

    さらにフォーエバーヤングがドバイワールドCで3着......と、世界中の競馬ファンの注目が集まるドバイワールドCデーに素晴らしい成績を収めた"TEAM JAPAN"の馬たち。

    挑んだ7戦中、最低でも4着に入るなど一定の成績を収めもはやドバイへの遠征はかつてのような挑戦ではなく、勝ち負けを意識できる勝負ができるようになった。

    96年から数えて29回目となるドバイワールドCデー、日本馬たちの進化ぶりを4レースで振り返ってみたい。

    ■ ドバイターフ (G1)

    日本時間6日の1時15分に行われたドバイターフ(G1・芝1800m)。

    戦前から注目されていた香港の英雄、ロマンチックウォリアーが単勝1.2倍という断トツの人気に支持されていたが、この馬に日本の精鋭4頭がどう挑むかが焦点となっていた。

    スタート直後、好スタートを決めたロマンチックウォリアーを交わして先頭に立って行ったのがメイショウタバル。これしかないと言わんばかりの逃げを見せ、ロマンチックウォリアーは1頭挟む形で3~4番手に。

    入れ替わり立ち替わりといった感じの2番手には3コーナーを回る時点でブレイディヴェーグが付け、ロマンチックウォリアーのすぐ後ろに香港Cからのリベンジを狙うリバティアイランド。

    マイルCSを制してきたソウルラッシュはちょうど中団という位置取りでレースが進んでいった。

    メイショウタバルの貯めるような逃げの影響で馬群が固まり、先頭から最後方までが6馬身圏内という団子状態に。

    そのまま直線に入ると文字通りの直線ヨーイドンの展開となり、切れる末脚を持つ馬たちにとってはおあつらえ向きの展開となった。

    その中で先頭に立って行ったのがロマンチックウォリアーだった。

    ジェームス・マクドナルド騎手の鞭に応えるように伸びてくると、残り300mのところでメイショウタバルを捕まえて先頭に。

    これを目がけるように各馬懸命に追いすがってくるが、ほとんどの馬はそれに届かず失速していった。

    ロマンチックウォリアーの勝利目前となったゴールまで残り100mの時点。

    ここでロマンチックウォリアーに並んで来たのがソウルラッシュ。クリスチャン・デムーロの右鞭に応えるように一歩、また一歩とロマンチックウォリアーに迫り、馬体が完全に合わさったところでゴール。

    勝負は写真判定に持ち込まれたが、ほんの数センチ、数ミリの差でソウルラッシュの鼻先がロマンチックウォリアーよりも先に出ていて溜め、ハナ差勝ち(公式発表された着差は0.01馬身差)という裁定が下り、ソウルラッシュが大金星を挙げた。

    前年はナミュールに乗り、このレースで2着だった鞍上のC・デムーロも「特別な勝利」と振り返るほど歴史的な一線となったこのレース。

    ソウルラッシュの魂の激走がほんの数ミリの先着を果たしたのかもしれない。


    ■文/福嶌弘

    ドバイターフ (G1)結果
    2025年4月5日(土)メイダン競馬場(アラブ首長国連邦)
    北半球産馬4歳以上,南半球産馬3歳以上 定量 コース:1,800メートル(芝・左)

    着順 馬名(騎手名)調教国 単勝人気
    1着 ソウルラッシュ(C.デムーロ)JPN 4
    2着 ロマンチックウォリアー(J.マクドナルド)HK 1
    3着 マルジューム(T.マーカンド)GB 9
    4着 ゴーストライター(R.ライアン)GB 6
    5着 メイショウタバル(武豊)JPN 5
    6着 ファクトゥールシュヴァル(M.ギュイヨン)FR 8
    7着 ブレイディヴェーグ(C.ルメール)JPN 3
    8着 リバティアイランド(川田将雅)JPN 2
    9着 ゴエモン(A.サナ)BHR 11
    10着ネーションズプライド(W.ビュイック)UAE 7
    11着ホロウェイボーイ(D.タドホープ)GB 10

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