【日本ダービー】名門・下河辺牧場の悲願成就へ サトノシャイニングが躍動する

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2025.5.30

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    日本ダービー2025 いま頂点へ

    クラシック三冠レースの第二弾 競馬の祭典 第92回日本ダービー(東京優駿)<GI 3歳オープン(国際)牡・牝(指定)馬齢 コース:2,400メートル(芝・左)>が6月1日(日)に東京競馬場で行われる。

    【見逃し配信中】サトノシャイニング 名門牧場 悲願のダービー制覇へ|日本ダービー2025 いま頂点へ

    2022年に生まれた3歳馬7950頭の頂点であり、競馬界最高の栄誉である日本ダービー。

    ホースマンにとって最大の栄誉となるビッグタイトルを手にするために今年も人馬ともに熱い戦いを繰り広げることになる。

    その熾烈な戦いを勝ち抜いて夢の舞台へエントリーしてきた各馬に秘められたエピソードや関係者たちの知られざる想いに迫った。

    今回はきさらぎ賞を制したサトノシャイニングに密着。

    名門牧場の悲願のダービー制覇を託された素質馬のデビュー前のエピソードとは...

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    大ベテランが思わずうなった背中の動き

    今年のきさらぎ賞を制し、一躍クラシック候補となったサトノシャイニング(牡3 黒鹿毛 杉山晴紀厩舎・栗東 父キズナ)。

    彼の生まれ故郷は北海道・日高の名門牧場である下河辺牧場。生産から育成まですべて手掛ける牧場として知られ、今年もデビュー前のサラブレッドおよそ80頭に対し、育成スタッフは20名ほどで管理。

    調教主任の谷口勇介はデビュー前のサトノシャイニングを担当。

    というのも、サトノシャイニングに潜む"悪ガキっ子マインド"が原因となった。

    「最初は若い子が乗っていたんだけど、なかなかうまくいかず。悪ガキみたいなタイプだったのでそれに負けないように。背中の動きはすごくよかったし、坂路に乗っていても気持ちいい。うまくいけばいいところを狙える」

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    大ベテランにここまで言わしめたサトノシャイニング。そんな彼に牧場のスタッフ一同、ダービー制覇を願っている。というのも、下河辺牧場の生産馬からダービー馬を輩出したことがないからだ。

    調教メニューをリニューアル後に生産馬が躍動。その真打ちになれるか

    史上2頭目の牝馬三冠馬スティルインラブ、先日のドバイターフで香港の英雄ロマンチックウォリアーを破ったソウルラッシュなど、数多くの名馬を輩出してきた下河辺牧場だが、ダービーだけは未だに勝ったことがない。

    クラシック制覇、より強い馬の誕生を目指し、代表の下河辺隆行は5年前に坂路コースを拡張し、調教メニューを一新した。

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    深さのある坂路コースでの調教は効果的で、2022年にはドルチェモアが朝日杯FSを制し、今年のドバイターフでソウルラッシュが勝利とすぐに結果を出した。

    そしてその真打ちとしてサトノシャイニングが現れた。

    「ダービーに自分の育てた馬を送り出すというのは機会がなかったので、いつも憧れと嫉妬でしか見られなかった。今年こそ」と谷口が意気込みを語れば、「実力を発揮すればチャンスがある」と下河辺も期待する。

    名門牧場・下河辺牧場の悲願であるダービー制覇をサトノシャイニングは叶えることができるだろうか。


    ■文/福嶌 弘


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