サッカー日本代表 ブラジル戦へ挑む 森保一監督「同じ目線で」勝利と成長を目指す

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サッカー日本代表は10月14日、東京の味の素スタジアムでワールドカップ(W杯)優勝5回を誇るブラジル代表と対戦する。
森保一監督は「同じ目線」で臨むことで勝利と成長を手にしたいと抱負を語ったが、ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)は「連勝記録は伸ばしたい」と11勝2分けの不敗記録の更新に意欲を示している。
日本が来年のW杯へ向けた強化試合で世界トップオブトップの相手と対戦する。
ブラジルはW杯に1930年の第1回大会からすべての大会に出場し、2002年日韓大会を含めて優勝5回を数える。
来年の北中米大会へは南米予選中に3連敗や3度の監督交代など躓きもありながら、今年5月下旬に就任したイタリア出身の名将カルロ・アンチェロッティ監督の下で南米予選を5位で突破。
現在は6度目のW杯優勝を目指して、メンバー選考を含めてチームづくりの最中にある。
そして、南米予選後初の国際親善試合となったのが今回のアジア遠征。10月10日にソウルで韓国代表と対戦して5⁻0で快勝。
FWエステバン(チェルシー)とロドリゴ(レアル・マドリード)が2得点ずつ挙げ、ビニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)も追加点をマークして、アンチェロッティ監督体制で初の大量得点となった。
その試合から中3日で迎える日本戦を前に、アンチェロッティ監督は「チーム内の競争は大事だ。メンバーを固定せず、得点の選手がどうはまるのかを見るのは良いシステムだと思っている。マッチデーの試合でいろいろ試していくつもりで、明日の試合でも試したい」と述べて、メンバーの変更を示唆した。
MFギマランイス 日本戦無敗記録更新へ意欲
ブラジルの日本との対戦成績は11勝2分け無敗。前回の体制は2022年6月に国立競技場で行われた親善試合でネイマールのPKで1-0だった。
「悪いが、無敗記録は続けるつもりだ」とMFブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)。「日本には素晴らしい選手がいるので、スペースを与えずに試合をコントロールしたい」と語った。
FIFAランキングでは日本の19位に対してブラジルは6位だ。
日本はW杯アジア予選終了後、9月のメキシコ戦(0-0)、アメリカ戦(0-2)、10日のパラグアイ戦(2-2)と3試合未勝利で森保監督体制ではワーストタイ。しかも、守備陣は負傷で複数の主力選手を欠く状態だ。
ブラジルに対して、森保監督は選手たちに「同じ目線で戦う」ことを強調。気後れせずに、自らの持てるものを発揮することを望んでいる。
「ブラジルは世界トップトップのチームでリスペクトしている」としながらも、「我々の選手たちも欧州、世界の舞台で経験を積んでいる。同じ目線で戦ってチャレンジした上で、何ができて何が足りないのか、成長につなげていきたい」と話している。
谷口彰悟「ゼロで進める時間を長く」
アキレス腱の負傷から約1年ぶりの復帰となるDF谷口彰悟(シントトロイデン)は、代表経験の少ない選手が多い守備陣で32試合に出場。今回もリーダーシップに期待がかかる。
「楽しみだが勝ちたい気持ちが強い。どうやったら勝てのるか、みんなで確認し合って良いトレーニングができた」と前日練習後に充実の表情を見せた。
34歳の谷口はブラジルの質や戦術、個人能力の高さを警戒しながら、「キーポイントはコンパクトにして、1対1で簡単にやられないこと。ゼロで進める時間をとにかく長くすることが大事」と述べて、「できるだけボールを持つ時間を長くしたい。ビルドアップを含めて、そういうところは自信はある」と言った。
GK鈴木彩艶(パルマ)は、「守備はゼロにこだわり続けながらやりたい。普段、(所属)チームではシュートがガンガン飛んでくる。そこの準備はできている。より自分の強みを活かせればいい」と気合十分だ。
得点も、これまでの対戦相手以上に限られたチャンスに決める力が求められる。
MF鎌田大地(クリスタル・パレス)は、「最後に個人でゴールを取れる、守り切れる、そういう部分が自分たちと世界の強豪との差だと思う。チャンスがあったら入れられるようにしたい」と言い、
マイボールにした後に「どこが空いているか、頭に入れておくことが大事。それがワンタッチでできればベスト」と話している。
2022年W杯ではスペインやドイツに勝って16強入りをした日本だが、当時の守備を固めた戦いから、強豪に対しても主導権を持って戦うことを模索してきた。
鎌田は、「自分たちがどれだけ前からプレーできるのか、ボールを持っている時にどれだけトライしてきたことができるのかが分かる試合なのでは」と語った。
取材・文:木ノ原句望
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