【サッカー日本代表】ガーナ代表戦へ 森保監督「チームの成長として積み上げていけるように」

サッカー

2025.11.14

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    会見する森保一監督(c)SANKEI

    サッカー日本代表は11月14日、愛知県豊田スタジアムで行われる国際親善試合で来年のワールドカップ(W杯)北中米大会出場を決めているガーナ代表と対戦する。

    FIFAランキングでは日本より下位だが、本大会を睨んでしっかり勝利を挙げることができるのか。

    森保一監督は「チームの成長として積み上げていけるように、一丸となって戦いたい」と話している。

    10月の親善試合で5度のW杯優勝を誇るブラジル代表から14戦目の対戦で初めて勝利を挙げた日本代表だが、それ以外の9月10月のメキシコ(0-0)、アメリカ(0-2)、パラグアイ(2-2)との対戦では勝てていない。

    だが、W杯のグループステージやラウンド32の突破を考えると、同レベルや下位ランクのチームからは確実に勝ち点3を挙げる力をつけておきたい。特にアフリカ勢との対戦は2023年10月のチュニジア戦以来とあまり多くない。

    また、来年6月に開幕する本大会前の強化試合としても今回と来年3月の4試合に限られており、貴重な実戦の場となる。

    日本代表の森保一監督も、「より多くの国に対して結果を掴み取れるように力をつけていかなければいけない」と話している。

    ガーナはFIFAランキングでは73位。19位の日本とは開きがある。だがMF久保建英(レアル・ソシエダ)は、「ガーナは強い。ランキングが100位だからみんな100位の選手なのかというと、そういうことでは全くない。

    みんなが思っているより多分強い。ブラジルと比較しても何ら遜色ないウィングがいる」と指摘して、注意喚起している。

    ガーナの来日メンバーには、イングランドでプレーするモハンメド・クドゥス(トットナム)やジョルダン・アユー(レスター)ら先月のW杯アフリカ予選に出場した主力数人が不在。

    だが、プレミアリーグで今季11試合で6得点のFWアントワヌ・セメンヨ(ボーンマス)、スペインでプレーするMFクワシ・シボ(レアル・オビエド)、MF南野拓実の所属するモナコで同僚のDFモハンメド・サリスらフランスや欧州でプレーする選手も多い。

    ガーナと日本との対戦は2022年6月の親善試合(日本の4-1勝利)以来で、通算対戦成績では日本が5勝3敗とリードしている。

    アフリカ選手特有の身体能力の高さやスピードに加えて、森保監督はドイツ出身のオットー・アッド監督が率いるガーナの組織力も警戒している。

    「本当に力のあるチーム」と日本代表指揮官は言い、「これまでの4試合で一番、個の能力が高いのではと見ている。組織力でも対戦相手によって戦術的に使い分けて戦える洗練されたチームだ」と語っている。

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    練習にのぞむ早川友基(c)SANKEI

    GK早川の先発起用へ

    ガーナ戦先発について森保監督は前日会見で、「10月のブラジル戦のメンバーを中心に」と述べて、ケガで不参加となったGK鈴木彩艶(パルマ)に代わって、GK早川友基(鹿島)を起用したい意向を示した。

    J1リーグでトップクラスのシュートセーブ率を誇る早川は、出場すれば代表デビューとなった7月のE-1選手権中国戦以来で2キャップ目となる。

    また、クラブでの疲労を考慮して前々日から2日連続で別メニュー調整のMF鎌田大地(クリスタル・パレス)の出場は見送られる可能性が高く、代わりに9月以来の復帰となったMF遠藤航(リバプール)の出場が見込まれている。

    また、今回初選出の若手攻撃陣のFW北野颯太(ザルツブルク)とFW後藤啓介(シントトロイデン)がベンチスタートで出場機会を得るのか、興味深い。

    「相手がアフリカ勢なのでまた違った戦いになる」とFW上田綺世(フェイエノールト)は言う。

    ブラジル戦でも得点した上田は、ガーナについて背が高くてセットプレーが得点源という情報を得ているとして、「これまで僕らがやっていないような相手なので、いいテストマッチだと思う。そういう相手にどう戦うか、いい挑戦になる」と話す。

    先発が期待されるGK早川は上田の鹿島時代の元同僚だ。

    「勇気を持ってプレーできるし度胸もある。ビルドアップもできる器用な選手。普段通りのプレーができると思うので、ハヤの良さを僕らも活かしていけたら、自ずと他の選手の良さも引き出せると思う」と言う。

    早川は、「持っている自分のパフォーマンスすべてを出したい。誰かの代わりではなくて、自分の今の能力や良さをしっかり前面に出してプレーしたい」と言う。

    国内組で臨んだE-1選手権後、早川は9月から3か月連続で代表に選出されてきた。出場すれば海外組との試合はこれが初めてとなる。

    26歳の鹿島GKは、「W杯のメンバーに選ばれるためにも、今回の個々での結果は非常に重要になってくると思う。自分がどれだけできるのかを証明して、味方に安心感を与えたいし、自分がこれだけできるということも感じたい」と話している。

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    会見するガーナのオットー・アッド監督(c)SANKEI

    ガーナ代表監督、若いチームに自信

    ガーナ代表はW杯アフリカ予選でグループIを5勝1分け負けなしの首位で突破して、2大会連続通算5度目の本大会出場を決めた。

    前回の2022年W杯では1勝2敗でグループステージ敗退だったが、ポルトガルと競り合って2-3で敗れ、韓国には3-2で勝利した。

    今回それ以来2度目の就任でチームを率いるオットー・アッド監督は、日本のブラジル戦勝利に触れて「日本サッカーの発展を示すものであり、現在も発展している」という認識を示し、言葉を続けた。

    「それだけに我々には厳しい試合になるが、我々も成長してきている。若くて貪欲な選手が多くいる。いい時には誰でも破ることができる。それは前回のW杯で示している」と述べて自信を示した。

    ガーナは日本戦後に18日に韓国代表と対戦予定で、日本はボリビア代表と18日に東京の国立競技場で対戦する。

    取材・文:木ノ原句望

    日本代表11月ガーナ代表戦、ボリビア代表戦選出メンバー

    GK
    早川友基(鹿島)
    小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)
    鈴木彩艶(パルマ)

    DF
    谷口彰悟(シントトロイデン)
    板倉滉(アヤックス)
    渡辺剛(フェイノールト)
    安藤智哉(アビスパ福岡)
    瀬古歩夢(ル・アーヴル)
    菅原由勢(ブレーメン)
    鈴木淳之介(コペンハーゲン)

    MF/FW
    遠藤航(リバプール)
    南野拓実(モナコ)
    鎌田大地(クリスタル・パレス)
    小川航基(ナイメヘン)
    前田大然(セルティック)
    堂安律(フランクフルト)
    上田綺世(フェイノールト)
    田中碧(リーズ)
    町野修斗(ボルシアMG)
    中村敬斗(スタッド・ランス)
    佐野海舟(マインツ)
    久保建英(レアル・ソシエダ)
    藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)
    北野颯太(ザルツブルグ)
    後藤啓介(シントトロイデン)
    佐藤龍之介(岡山)

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