【サッカー】左膝前十字じん帯断裂の南野拓実 W杯チーム帯同へ「選手のサポートをしてもらう」」

南野拓実・遠藤航(c)SANKEI
来月開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会に臨む日本代表のアイスランド代表戦(5月31日、東京・MUFGスタジアム)に、DF吉田麻也(LAギャラクシー)が追加招集された。
そしてMF鎌田大地(クリスタルパレス)の合流が6月2日に遅れることが5月21日、日本サッカー協会から発表された。
日本代表の森保一監督は元キャプテンの招集について、「吉田選手の日本代表へのこれまで功績と貢献に敬意を表して、今回招集させていただいた」とし、「吉田選手の日本代表に対する思いのバトンをしっかりと受け取り、W杯につなげる活動にしたい」とコメントしている。
MF南野拓実(モナコ)も、選手のサポートとしてW杯大会中の日本代表チームに帯同することが計画されている。
代表チームの主力として活躍してきた南野は、昨年12月に負った左膝前十字じん帯断裂のため長期離脱を余儀なくされ、5月15日に発表された日本代表のW杯大会メンバーには選外となった。
現在は復帰を目指してリハビリトレーニング中だが、今年3月にロンドンのウェンブリーで行われた日本代表のイングランド代表戦では現地に駆け付けて、日本の勝利を見届けていた。
日本サッカー協会の山本昌邦技術委員長は5月18日、「トレーニングには参加しないが、選手のサポートをしてもらう」と話し、アメリカのテネシー州ナッシュビルで行う直前合宿から合流する方向で最終調整中であることを明らかにした。
山本委員長は「チームにとってプラスになる。メンター的なところもそうだが、本当にこれまでに予選から代表のために力を貸してくれた選手」と指摘。
「彼の人間性、意欲、これまでの貢献がどれだけチームに落ち着きや勇気を与えてくれるか、森保監督が確信している。私としてもチームが1ミリでも前進するのであればサポートは惜しまない。全面的にサポートしたい」と話した。
南野は日本が2大会連続4度目のベスト16となった前回カタール大会を含め、代表戦73試合出場に26得点をマーク。
昨年10月に行われたブラジル戦では、キャプテンマークを巻いてプレーし、チームは2点ビハインドから後半の逆転で初勝利を収めた。31歳MFがW杯に同行して選手の相談相手や助言者役になることで、チームに生まれる効果が期待されている。
出場チーム数が32から48に拡大された今回のW杯で、日本代表はグループステージでは6月14日にオランダとダラスで、20日にチュニジアとモンテレイで、25日にスウェーデンとダラスで対戦する。
全12グループの各組上位2位までと3位の中の上位8チームがノックアウトステージへ進出できる。その後、ラウンド32、ラウンド16、準々決勝、準決勝、3位決定戦が行われ、決勝は7月19日。
文:木ノ原句望