【サッカー日本代表】W杯1000戦目のチュニジア代表戦で白星獲得へ 魔の2戦目に挑む

サッカー

2026.6.21

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    日本代表(c)SANKEI

    サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会グループステージ第2戦で日本代表は6月20日(日本時間21日)、メキシコのモンテレイでチュニジア代表と対戦する。

    W杯史上通算1000試合という節目の一戦で、監督交代で巻き返しを図る相手に、日本代表の森保一監督は「相手より強い気持ちが必要」と述べている。

    強豪オランダと引き分けた初戦から中5日、日本が今大会初の勝ち点3を求めて戦う第2戦の相手はチュニジアだ。

    アフリカ予選では10戦して9勝1分けの負けなしで22得点無失点という好成績を残し、3大会連続7度目のW杯出場を決めていた。 ところが、初戦でスウェーデンに1-5と大敗。試合後にサブ・ラムシ監督が解任され、16日に新たにエルベ・ルナール監督が就いた。

    57歳のフランス人監督は2018年にはモロッコ、2022年にはサウジアラビアを率いてW杯を戦った実績があり、これが3度目の世界舞台。サウジアラビア代表監督時代には、2022年W杯初戦でアルゼンチンに土をつける番狂わせを演じた。

    アジア最終予選では日本と3度の対戦経験があり、戦績は1勝1分け1敗だ。

    今回、チュニジア代表チームに合流しての準備期間は1週間にも満たないが、前日会見に臨んだルナール監督は「我々にとって本当に重要な試合だが、チームは良く準備できている」と話した。

    「日本はとても強く、非常に良く規律がとれたチーム」と指摘。「我々はチーム一体となって、完璧に組織的な試合をしなければならないし、モチベーションも決意も完全でなければならない」と言う。

    初戦でスウェーデンには大敗したが、2点ビハインドの前半終了直前、右サイドのロングスローの流れからMFハンニバル・メイブリ(バーンリー)が右から鋭いクロスを上げ、ゴール前でDFオマール・レキク(マルボル)が頭で合わせて1点を返した。

    ルナール新指揮官は「我々は素晴らしいパフォーマンスを出すために、もっとやらなければならない」と述べて、チームにハードワークを求めた。

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    森保一 PHOTO:Getty Images

    森保監督「(チュニジアは)全く別のチーム」

    チュニジアは第1戦もモンテレイで戦っており、移動の負担はなく、会場にも蒸し暑い気候にも慣れている。

    一方、日本は18日(日本時間19日)にアメリカのベースキャンプからモンテレイに移動して最終調整を行った。

    日本代表の森保一監督はチュニジアについて、指揮官交代で新たな面が引き出されると見ている。「監督も代わって非常にモチベーション高く、死に物狂いで戦ってくると思う」と指摘。

    「ルナール監督がチュニジアの良さを引き出して、落とし込んでいると思う。(彼の)熱いパッションが伝わるミーティングでコミュニケーションを取っていると思うので、全く別のチームと戦うと覚悟しなければいけない」

    日本代表指揮官は、「我々は受け身にならず、相手よりもより強い気持ちで、我々が前進していくという気持ちの準備が必要になる」と話している。

    試合会場の環境も、空調のあるダラスのスタジアムから暑さの中での試合となるが、日本代表は6月上旬からモンテレイに約1週間滞在して、暑さなど環境への対策を実施した。

    森保監督は「厳しい試合になると思うが、想定して事前に合宿をした。いい準備をしてきたことで選手たちが落ち着いてプレーしてくれると思っている」と言った。

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    (右から)塩貝健人、中村敬斗 PHOTO:Getty Images

    W杯通算1000戦目

    今回の日本とチュニジアの一戦は、1930年にウルグアイで開催された第1回大会のフランスとメキシコによる開幕戦から数えて1000試合目となる。

    森保監督は、「非常に光栄な試合をできる。幸せに思っている」と笑顔で語り、「世界中の人に注目して見てもらえる。W杯1000試合という歴史にふさわしい試合を、チュニジアと繰り広げたい」と語っている。

    日本にとっては記念すべき試合で払拭したい"記録"もある。

    W杯2戦目は初出場した1998年大会から2022年大会まで1勝3分け3敗と結果を出せていない。森保監督の下で臨んだ前回カタール大会では、初戦で強豪ドイツに逆転勝利したが第2戦では守りを固めたコスタリカに敗れた。

    森保監督は、「前回痛い思いをした経験を結果を持って活かせるように、チームとして全力でパフォーマンスして、全力で勝利を掴みにいく」と言う。

    日本は第1戦後半に負傷交代したMF久保建英(レアル・ソシエダ―ド)が不在だが、初戦で2度のビハインドを帳消しにする得点を決めたMF中村敬斗(スタッド・ランス)、MF鎌田大地(クリスタルパレス)をはじめ、鎌田選手の得点に絡んだFW小川航基(ナイメヘン)や途中出場で攻撃の流れをもたらしたMF伊東純也(ゲンク)らが健在だ。

    F組はスウェーデンが勝ち点3で首位に立ち、日本とオランダ勝ち点1で、勝ち点のないチュニジアとは若干1差。各組2位までと3位の中で上位8チームがノックアウトステージに進出できる。

    森保監督は、「選手たちは厳しい戦いを想定して、気持ちの部分でも戦術的な部分でも準備してくれていると思っている。勝って、サポーター、国民のみなさんと喜びを分かち合えるようにしたい」と語った。

    日本とチュニジアの通算対戦成績は日本の5勝1敗。W杯第1節終了後に発表された最新のFIFAランキングでは、日本は1つ上げて17位、チュニジアは9ランクダウンで54位となっている。

    (KK)

    <FIFAワールドカップ(W杯)2026 北中米大会>
    第23回目の今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となる。出場枠が従来の32カ国から48カ国に拡大され、計104試合にわたる過去最大規模のトーナメントとして実施される。

    開催期間:2026年6月11日〜7月19日 ※現地時間
    グループステージ:6月11日〜6月27日
    ラウンド32:6月28日~7月3日
    ラウンド16:7月4日~7日
    準々決勝:7月9日~11日
    準決勝:7月14日〜15日
    3位決定戦:7月18日
    決勝:7月19日

    ・全試合日程(大会スケジュール)
    ・グループリーグ(グループステージ)
    ・決勝トーナメント(ノックアウトステージ)