カーボベルデ「特別な瞬間だった」W杯初出場でグループ突破の快進撃【サッカーW杯】

サッカー

2026.6.28

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    初出場で決勝トーナメント進出を決めたカーボベルデ PHOTO:Getty Images

    サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会で、初出場のカーボベルデ代表がノックアウトステージ進出で注目を集めている。

    6月26日(日本時間27日)にアメリカのヒューストンで行われたH組最終戦でサウジアラビア代表と0-0で引き分け、勝ち点3で2位以内に入り、グループステージ突破を決めた。

    W杯本大会初挑戦のカーボベルデが、旋風を巻き起こしている。

    サウジアラビア戦終了後、ピッチで他会場のウルグアイ戦の結果を聞いた選手たちは、ベンチ前で抱き合って喜びを爆発させた。

    「特別な瞬間だった。みんな、祈るような思いで待っていたんだ」とMFデロイ・ドゥアルテ(ルドゴレツ)は言い、「僕らはすべてを出してここまでやってきた。ふさわしい結果だと思う」と言った。

    H組初戦でスペインとスコアレスドローを演じ、第2戦ではウルグアイと2-2で引き分けた。

    優勝経験のある強豪2か国から勝ち点1ずつを重ねて、2試合を終えて首位スペインを勝ち点2差で追い、ウルグアイとは勝ち点2で並びながら総得点差で3位につけた。

    そして迎えたサウジアラビアとの最終戦では堅い守備とハードワークで相手の攻撃を抑えながら15本のシュートを放ち、MFウィリー・セメド(オモニア)。

    MFジャミロ・モンテイロ(ズヴォレ)MFケヴィン・ピナ(クラスノダール)、MFラロス・ドゥアルテ(プスカシュ・アカデミア)、MFヌノ・ダ・コスタ(バシャクシェヒル)らが次々とゴールを脅かした。

    ゴールは割れなかったものの、貴重な勝ち点1を獲得。この1差でスペインに0-1で敗れたウルグアイに上回って突破を決めた。

    デロイ・ドゥアルテは試合終盤を振り返って「負けないことを意識して、とにかく最後までゼロで終わらせようとしていた。でもチャンスにしっかり決められていれば、試合を終わらせることができていたから、そこは改善点だ」と言った。

    GKボジーニャ「クオリティを示したい」

    カボベルテのW杯挑戦は2002年日韓大会から始まり、今回7度目にして初めて世界最高峰の舞台への切符を手にした。

    アフリカ予選D組では10戦中7試合で無失点試合をマーク。W杯8大会出場のカメルーンを抑えて7勝2分け1敗の1位で突破した。

    今大会のスペイン戦ではFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)、FWフェラン・トーレス(バルセロナ)、MFファビアン・ルイス(パリSG)らを中心に27本のシュートを浴びたが粘りの守備で耐え抜いた。

    ウルグアイ戦では相手のシュート17本に対して12本を放って2得点を奪った。MFピナが先制し、MFヘリオ・ヴァレラ(マッカビ・テルアビブ)のゴールで同点とした。

    初戦から好セーブでゴールを死守し、チームを支えているGKボジーニャ(チャベス)は、「僕らはたいしたことないだろうとみんなが思っていたと思うけど、僕らにはクオリティがあるし、しっかり戦えるところを見せたいと思っている」と意気込みを語る。

    アフリカ北西の沖、大西洋に浮かぶ島国は滋賀県ほどの大きさで、60万人弱の人々が暮らす。1975年にポルトガルから独立し、代表チームが結成されたのは1978年だった。

    40歳の守護神は、「僕らは多くの困難の中で育ってきた。

    カーボベルデの人々が持つ不屈の精神と祖国への情熱を示し、選手としてだけでなく、世界中のカーボベルデ人を代表してここにいる」と述べて、「僕らの国は小さいがハートは大きい。ファイターだ」と胸を張った。

    (KK)

    <FIFAワールドカップ(W杯)2026 北中米大会>
    第23回目の今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となる。出場枠が従来の32カ国から48カ国に拡大され、計104試合にわたる過去最大規模のトーナメントとして実施される。

    開催期間:2026年6月11日〜7月19日 ※現地時間
    グループステージ:6月11日〜6月27日
    ラウンド32:6月28日~7月3日
    ラウンド16:7月4日~7日
    準々決勝:7月9日~11日
    準決勝:7月14日〜15日
    3位決定戦:7月18日
    決勝:7月19日

    ・全試合日程(大会スケジュール)
    ・グループリーグ(グループステージ)
    ・決勝トーナメント(ノックアウトステージ)