歴史的死闘 人口60万人の島国 初出場のカーボベルデ アルゼンチンに2度追いつく驚異の粘りも延長で力尽きる【サッカーW杯】

サッカー

2026.7.4


死闘に敗れたカーボベルデ代表 PHOTO:Getty Images

<2026年7月3日 FIFAワールドカップ2026 決勝トーナメント1回戦 アルゼンチン 3-2 カーボベルデ>

サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会は現地時間3日(日本時間4日)、決勝トーナメント1回戦が行われ、大会初出場のカーボベルデ代表(FIFAランキング67位)は、前回王者のアルゼンチン代表(同1位)に2-3で敗れた。

2度のビハインドを追いつく驚異的な粘りを見せたものの、延長後半にDFクリスティアン・ロメロの決勝ゴールを許し、あと一歩で歴史的な金星を逃した。

人口約60万人の島国カーボベルデは、今大会がW杯初出場。それでもグループステージではスペイン、ウルグアイ相手に勝ち点を積み上げ、初の決勝トーナメント進出という快挙を達成した。

迎えた世界王者アルゼンチンとの一戦では、前半29分にFWリオネル・メッシの今大会7得点目となる先制弾を浴びた。

しかし後半14分、デロイ・ドゥアルテが右足で同点ゴールを奪い、世界王者を相手に試合を振り出しへ戻した。

試合は1-1のまま延長戦へ。延長前半2分にリサンドロ・マルティネスのゴールで再び勝ち越しを許したが、カーボベルデは諦めない。

延長前半13分、S・カブラルがペナルティーエリア手前から右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右上へ突き刺さるスーパーゴール。2-2と再び追いつき、世界王者を土俵際まで追い詰めた。

それでも最後はアルゼンチンの底力だった。延長後半6分、メッシの左CKをクリスティアン・ロメロが打点の高いヘディングで合わせて勝ち越し。

その後もカーボベルデはCKやFKを立て続けに獲得し、ゴール前へ何度もボールを送り込んで最後まで反撃を試みたが、あと一歩及ばずタイムアップを迎えた。

初出場ながら世界王者を相手に120分間堂々と渡り合い、2度も追いつく驚異の粘りを見せたカーボベルデ。

惜しくもベスト16進出は逃したが、人口約60万人の島国が世界に示した試合は、今大会屈指のサプライズとして歴史に残る。

<FIFAワールドカップ(W杯)2026 北中米大会>
第23回目の今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となる。出場枠が従来の32カ国から48カ国に拡大され、計104試合にわたる過去最大規模のトーナメントとして実施される。

開催期間:2026年6月11日〜7月19日 ※現地時間
グループステージ:6月11日〜6月27日
ラウンド32:6月28日~7月3日
ラウンド16:7月4日~7日
準々決勝:7月9日~11日
準決勝:7月14日〜15日
3位決定戦:7月18日
決勝:7月19日

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