ベルギー指揮官 不運を嘆く「これだけ重なれば準決勝には行けない」試合直前に主将失い、クルトワ負傷、VAR判定【サッカーW杯】
2026.7.12
クルトワと抱き合うガルシア監督 PHOTO:Getty Images
サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会は11日(日本時間)、準々決勝が行われ、ベルギー代表(FIFAランキング9位)はスペイン代表(同2位)に1-2で敗れ、ベスト8で大会を去った。
試合後、ルディ・ガルシア監督は「選手たちは胸を張るべきだ。スペインと真っ向から渡り合えた」とチームを称える一方、「不運があまりにも重なった」と悔しさをにじませた。
ベルギーは前半41分にシャルル・デ・ケテラーレの同点ゴールで追い付き、優勝候補のスペインを最後まで苦しめた。しかし後半、守護神ティボー・クルトワが左脚の負傷で途中交代。
さらに終盤には途中出場のGKセナ・ラメンスがクバルシのミドルシュートを弾き切れず、そのこぼれ球をメリーノに押し込まれて決勝点を献上した。
試合後、ガルシア監督は「この敗戦を恥じる必要はない。選手たちはスペインを相手に一歩も引かなかった。目を見て堂々と戦った」と内容を高く評価した。
一方で、「キックオフ前に主将を失い、後半にはGKを負傷で失い、予定外にデ・ブライネも交代することになった。これだけ不運が重なれば、準決勝へ進むのは難しい」と振り返り、相次いだアクシデントが勝敗を左右したとの見解を示した。
さらに前半にロドリのハンドが取られなかった場面についても、「主審が見逃すことはあるかもしれない。しかしVARは何のためにあるのか」と判定にも疑問を呈した。
それでも指揮官は「前半は互いに1度の決定機で1点ずつを奪った戦術的な試合だった。私たちはスペインにプレッシャーをかけ、ゲームプランも遂行できた」と選手たちを称賛。
「若い選手たちはこの敗戦からさらに多くを学ぶだろう。この経験は必ず次につながる」と前を向いた。
また、途中交代したクルトワについては「100%の状態でプレーできない選手は起用しないというのが大会を通じての方針だった。長いキックも彼の大きな武器だったが、万全でない状態で続けさせるべきではなかった。交代に後悔はない」と説明。
「彼は今夜も世界最高峰のGKであることを証明した。その彼を試合中に失ったことは非常に大きな痛手だった」と守護神の離脱を惜しんだ。
<FIFAワールドカップ(W杯)2026 北中米大会>
第23回目の今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となる。出場枠が従来の32カ国から48カ国に拡大され、計104試合にわたる過去最大規模のトーナメントとして実施される。
開催期間:2026年6月11日〜7月19日 ※現地時間
グループステージ:6月11日〜6月27日
ラウンド32:6月28日~7月3日
ラウンド16:7月4日~7日
準々決勝:7月9日~11日
準決勝:7月14日〜15日
3位決定戦:7月18日
決勝:7月19日
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