村上宗隆 ホームランダービー出場で5位フィニッシュ 初優勝のJ・ウォーカーは今季年俸以上の賞金を獲得し笑顔

村上宗隆 PHOTO:Getty Images
<2026年7月13日(日本時間14日) メジャーリーグ・ホームランダービー@フィラデルフィア=シチズンズ・バンク・パーク>
MLBオールスター前日恒例のホームランダービーが行われ、ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)が初出場したが、無念の第1ラウンド敗退となった。8人が出場し上位4人が準決勝に進出できる中、20スイングで9本塁打を放ったものの5位に留まった。
J・ウォーカー(24=カージナルス)がK・シュワーバー(33=フィリーズ)を逆転で下し、初優勝を飾った。
「あーっ!」。最後の20スイング目、打ち損じて終了となった瞬間、村上は大声を発して悔しさを表した。「9本じゃ無理だな、って思っていました。エキストラで稼げたらと思っていましたが、無理でした」と村上は終了後、苦笑いを浮かべた。
4番目に打ち終わった時点では3位も、7番目の昨季本塁打王シュワーバーに10本塁打され、次点の5位で準決勝進出を逃した。
今年から競技方法が変更となり、これまでの制限時間方式から、決まったスイング数により本塁打数を争う形となった。選手の負担が大きかったための変更で、第1ラウンド20スイング、準決勝、決勝が15スイング。
また最終スイングで本塁打を打つと、その後本塁打が途切れるまで継続できることになったが、村上はこれを活かすことができなかったのだ。
それでも"和製大砲"として、見せ場は作った。日本人選手では21年の大谷翔平(当時エンゼルス)以来で期待も大きかったが、5月末に右太もも肉離れで負傷者リスト(IL)入りし、10日(同11日)に復帰したばかり。まだ3試合に出場しただけだ。
そんな状況の中で最長飛距離466フィート(約142メートル)を記録するなど、そのパワーを存分に見せつけた。
「すごく楽しかったです」と初めて経験する独特の雰囲気も気に入った様子で、再挑戦について問われると「チャンスがあれば頑張ります」と前を向いた。
メジャー1年目ながら5月27日(同28日)にリーグ一番乗りで20本塁打をマークした男のバットには、後半戦の爆発にも期待がかかる。

J・ウォーカー PHOTO:Getty Images
一方、優勝したウォーカーは、村上ができなかった"最後の1球を本塁打"し、見事に大逆転優勝を飾った。
決勝戦は、先行の"地元選手"シュワーバーが15スイングで11本塁打。そしてウォーカーは14スイング終了時で8本塁打だった。地元ファンはもうシュワーバーの勝利を確信したような大騒ぎだ。
しかし24歳の若武者は15スイング目を本塁打すると、そこから3連続アーチで大逆転劇を演じ栄冠を手にした。
「子供のころから一番好きだったのは友達とホームラン競争することだったからね。競争は好きだし、今日は思い切り楽しめたよ。家族がいなかったらオールスターにもホームランダービーにも出られなかった。苦しい時、いつも支えてくれた」とウォーカーは感謝の言葉を口にした。
20年ドラフト1巡目でカージナルスに入団。今季は、前半戦だけでキャリアハイの22本塁打を放ち、大舞台への道を切り開いた。
優勝賞金は100万ドル(約1億6000万円)で、今季年俸79万9400ドル(約1億2900万円)を上回る。1日で年俸以上の大金を稼ぎ、こちらは家族とともに笑顔が絶えなかった。
テレ東リアライブ編集部