サッカー日本代表森保監督 ウルグアイ代表戦へ「成長、進化を目指したチャレンジを」

サッカー

2026.9.24

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    森保一監督(c)SANKEI

    サッカー日本代表が年明けのアジアカップ制覇へ向けて、そして4年後のワールドカップ(W杯)へ向けて、9月24日に宮城で行われる国際親善試合のウルグアイ代表戦で新たなスタートを切る。

    アジアカップまで引き続いて指揮を執る森保一監督は、「継続だけでなく、成長と進化を目指したチャレンジをしたい」と抱負を述べ、戦力面でも戦い方でもバージョンアップを目指している。

    ブラジル代表に敗れてノックアウトステージ1回戦で敗退となったW杯北中米大会から約2か月。

    今回、FIFA(国際サッカー連盟)の国際マッチデー開催方法の変更により、9月10月は2週間で4試合の実施が可能となる。

    日本代表はウルグアイ代表戦を皮切りに、ベネズエラ代表(28日、広島)、10月のキリンカップでエクアドル代表(1日、新横浜)と、パナマ代表またはニュージーランド代表(5日、東京・国立)と対戦する。

    この新たな一歩に招集された日本代表のメンバーは31人。今夏のW杯大会メンバーからは26人中6人が外れ、新たに初招集の松木玖生(サウサンプトン)、齋藤俊輔(ウェステルロー)ら4選手と復帰組7人の11人が選出されている。

    4連戦初戦で対戦するウルグアイ代表は、今夏のW杯ではグループステージ敗退という不振で世界を驚かせたが、W杯優勝経験2回を誇り、FIFAランキングも20位と17位の日本と近い。

    W杯の後、かつて日本でもプレーした同国代表の英雄ディエゴ・フォルランが来年3月までの暫定監督に就き、今回の日本戦で新体制1本目の試合となる。

    だが体制が変わっても、激しく厳しい競り合うスタイルに変わりはないと見られ、森保監督も「かなりハードな試合になる」と予想。その相手に「個の打開力、グループ戦術、チーム戦術で相手のプレッシャーをかいくぐっていく。デュエルでしっかり勝って試合を優位に進められるようにチャレンジしたい」と言う。

    W杯のブラジル戦では相手のプレッシャーを受けてボールを奪った後の展開で苦労したが、それを踏まえてプレーの改善を期している。

    板倉滉(ボルシアMG)は、「あのW杯で自分たちの実力のなさが出た」と振り返り、「(今回)すごく良い相手。少しずつ、いろんなことをトライしながら、次のアジアカップ、W杯へ向けてやらないといけない」と語る。

    ウルグアイ戦の出場機会

    ウルグアイ戦の選手起用についても、森保監督は21日までに代表チームに合流できた選手での編成に言及。

    板倉をはじめ、堂安律(フランクフルト)、佐野海舟(マインツ)、中村敬斗(リヨン)、鈴木唯人(フライブルク)らW杯メンバーのほか、初招集の松木や谷村海那(横浜FM)、復帰組では相馬勇紀(町田)、熊坂光希(柏)、田中聡(シャルケ)らに出場機会がありそう。

    GKも鈴木彩艶(アストン・ビラ)がわき腹痛で別調整が続いているため、GK早川友基(鹿島)がゴールに立つと見込まれている。

    早川は、「出番がくれば、自分が持っているところのパフォーマンスを出すというところを大事にしたい」と話し、ウルグアイについては「球際の激しさや、シュートレンジの広さは気を付けるべきポイント」と淡々と語る。

    佐野海舟は、「まずはしっかり勝利にこだわってやっていきたい。新しい選手が多い。自分もしっかり周りの選手のカバーも含めてやっていければ」と話す。

    一方、W杯での不振を受けてウルグアイ代表を率いるフォルラン監督は、チームの改善について訊かれて「とてもシンプルで、試合に勝っていくだけだ。ウルグアイ代表は、常に高いレベルの試合で勝っていくことが課せられている」と話し、今回のチームについても足元の技術や得点力、守備力のある選手など「幅広い選手がいる、トップクラスのチームだ」と述べて日本戦への自信を滲ませた。

    日本代表にとっては、アジアカップを想定するとウルグアイは異なるタイプになるが、森保監督は、「大切なのは我々が力をつけること」と言う。

    「ウルグアイは我々が世界一を目指す力をつける上で、非常に素晴らしい相手。いまある自分たちの力から、さらに積み上げできるようにしたい。継続だけでなく、成長進化を目指してチャレンジしたい」と話している。

    日本とウルグアイの対戦成績は、日本の2勝3分け4敗。今回は2019年6月のコパアメリカでの対戦(2-2)以来の対戦で、第1期の森保監督体制で対戦した2018年10月16日以来(4-3)の勝利を目指す。

    板倉は、「日本代表で戦っている以上、負けていい試合は一つもない。W杯で日本の方々も、サッカーにより一層注目してくれていると思う。その熱を下げないでという思いもある」と話し、白星での新たな一歩を期している。

    試合は9月24日(木)、キューアンドエースタジアムみやぎにて19:05キックオフの予定。


    取材・文:木ノ原句望