右サイドで躍動 代表デビューの松木玖生 森保監督が評価「持っている力を最大限に発揮してくれた」
2026.9.28
松木玖生(c)SANKEI
今夏のサッカーワールドカップ(W杯)を経た日本代表が、次のステージへ向けて動き出し、その初戦となった9月24日に宮城で行われたウルグアイ代表戦で若手が躍動。南米の強豪に3-1で勝利して、新戦力の台頭を印象付けた。
先発代表デビューのMF松木玖生(サウサンプトン)が先制を決めて、21歳FW塩貝健人(ヴォルフスブルク)が途中出場で決勝ゴールをマーク。主力の一人、FW上田綺世(リール)が追加点を決めて、新旧の顔ぶれが勝利に貢献した。
ウルグアイはプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪い、縦に速い攻めを展開で日本ゴールを狙う。元代表FWのディエゴ・フォルラン暫定監督の下、新体制の初戦でも激しいプレスやゴールを脅かす推進力は変わらない。試合序盤からゴールを脅かす場面を作られた。
その流れを変えたのが松木の先制ゴール。
前半11分、左サイドでのスローインを起点にMF中村敬斗(リヨン)が右ウィングの松木へ大きく展開。
23歳MFは右サイドでスピードを上げて持ち上がり、中央へ切り込むと左足を振って鮮やかなゴールを枠の左に叩き込んだ。
松木は、その前までにあったサイドチェンジの展開に「どこかで仕掛けたい」と思っていたと振り返り、「サウサンプトンで毎日練習している。カットインしたときにシュートのイメージがあった」と胸を張った。
緊張しがちなデビュー戦だが、先輩選手たちに「お前ならできる」と励まされていたと明かし、松木は「それが自分の心の支えになっていた。ゴールという形で少しでも恩返しできてよかった」と安堵の表情を見せた。
得点後も右サイドで果敢に仕掛けて攻撃のリズムを作るなど、63分までの出場時間でインパクトを残した。
森保一監督は松木について「初キャップで緊張やプレッシャーもあったかと思うが、持っている力を最大限に発揮してくれた。積極性が先制につながった」と評価した。
取材・文:木ノ原句望